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インタビュー2015-11-23

移転拡張、賃貸不動産管理業務の拡大目指す
株式会社ハウスサポート

ビジネスマッチング宇部(以下、BM宇部)とのコラボ企画「事業者インタビュー」。第6回は、不動産仲介業や賃貸不動産管理業を営む株式会社ハウスサポート代表取締役の大野健二氏。10月22日に「アパマンショップ 宇部店」を琴芝から沼へ移転した同社。不動産業界の動向や今後の展開などについて聞いた。(聞き手/山口宇部経済新聞編集長 田辺久豊)

-まずは、宇部店の移転オープンおめでとうございます。店内は広くて明るいですね。

ありがとうございます。この建物は以前、山口銀行上宇部支店が入っていたのですが15年間放置されていたので、一度柱と骨組みだけのスケルトン状態にしてからリフォームしました。1階は45坪、2階が35坪で駐車台数も20台とかなり広くなりました。

-大野社長が起業されたのは何年前ですか?

移転前の琴芝に、平成20年8月に出店したので7年前ですね。福岡からUターンして起業しました。今は「アパマンショップ」のブランドで展開していますが、初めは自社ブランドでスタートしました。平成23年に厚南に出店し、その後は福岡にも2店舗出店しました。

-Uターンということは、地元は宇部なのですか?

はい、そうです。大学進学で福岡に行って、そのまま福岡で不動産業界に就職しました。7年前に独立しようと思ってUターンしたんです。やるなら地元でやりたかったので。

-当初は自社ブランドでスタートされ、今は「アパマンショップ」のブランドで展開をされていますが、やはり違いがありますか?

全く違いますね。当初の1年間は自社ブランドで運営しましたが、成長に限界を感じました。当時、人口10万人以上の都市でアパマンショップが未出店のところは数少なかったのですが、運良く宇部市で出店することができました。本当に運が良かったですね。

自社ブランドでは、今のように何店舗も出店することは出来なかったと思います。「アパマンショップ」はマスメディアでの露出もあって多くの人が名前を知っていますので、集客力がありますね。

-確かにアパマンショップという名前を知らない人は少ないでしょうね。宇部本店・厚南店での主な業務について教えてください。

賃貸アパート・マンションの仲介が主な業務になります。当社が仲介する物件のエリアは宇部市・山陽小野田市と阿知須になるのですが、厚東川を境に西側を厚南店、東側を宇部本店が取り扱っています。

不動産管理業務は、管理物件が1000件を超えました。今回の宇部店の移転は、管理物件が増えたことで手狭になってきたのが大きな理由です。

-管理業務というのはどういうことをされるのですか?具体的に教えてください。

賃貸アパート・マンションの大家さんから物件の管理全般を引き受けるのですが、入居者の募集や家賃の回収、建物・設備の修繕や改修など、大家さんがされていることをすべて引き受けています。

今後は、管理業務に力を入れて管理物件をさらに増やしていきたいと思っているので、移転を機に管理業務のみを行う新事業部を立ち上げました。現在はまだ1名体制ですが、今後増員してまずは3名体制を目指します。

-業界内で管理物件のシェア争いが起きそうです。御社の管理業務の特徴というか、他社にはないものがあれば教えてください。

入居者募集の点で言えば、アパマンショップのブランドで集客ができます。そして、ほぼすべての媒体に広告を出しています。インターネット広告から地元の紙面広告まで全てです。

それから家賃管理ですね。当社が一括で借り上げる「サブリース」が可能ですので、入居者が少なくても決まった金額までは必ず大家さんにお支払いします。家賃保証されるので、空室の心配なしに賃貸住宅経営が出来ます。

今回移転して2階をセミナールームにしたので、今後は定期的に大家さん向けのセミナーを開催していきたいと思っています。

-それはいいですね。セミナーではどのような話をされるのですか?

当社の管理業務について詳しくご紹介するだけでなく、不動産市場の動きなどもお話ししています。これまでに実施した時には、外部講師を招いて「リノベーション」についてお話ししていただいたこともありました。

今は「リノベーション」が大きなトレンドです。築年数が経った物件の入居率を上げるには家賃を下げる必要があるのですが、リノベーションして壁紙や照明、水回りを変えることによって、家賃を下げずに入居率を上げることができます。長い目で見るとそちらの方がお得なんですね。

-なるほど。トレンドで言うと、不動産業界はインターネットによる影響というか、変化が早いと思うのですが、どうですか?

そうですね。最近はお客さん自身がインターネットで物件を探して、希望する物件を決めてから来店されることが多いです。最近は部屋探しをする人の8割がスマートフォンを使って探していると言われるくらいで、外観や室内の写真だけでなく、パノラマで動画撮影して360度見られるようになっている物件もあります。7年前に私が会社を立ち上げた頃とは大きく変わりましたね。

-「IT重説」の社会実験が始まったというニュースもありました。「IT重説」によってどんな変化が起きそうですか?

インターネットで部屋探しだけではなく、テレビ会議などのシステムを使って賃貸取引に関する重要事項説明ができるようになります。現在は賃貸契約時に対面で説明することが義務付けられていますが、契約に関することはすべてネットを介して行うことになるので、これが本格的に始まって普及すれば、仲介業しか行っていない地元の不動産会社は淘汰されていくのではないでしょうか。

不動産仲介業という職種は「あと10年で消える職業、なくなる仕事」の中の上位に入っていますからね。

-大きな変化が起きそうですね。御社としては、そのような変化にどう対応していこうとお考えですか?

「IT重説」に関しては、ある程度はアパマンショップ本部も取り組んでいくでしょうが、最終的には自社で用意してやっていくしかないのかなと思っています。

今後は仲介業だけでは淘汰されていくでしょうから、管理物件を増やして管理業務を拡大させます。現在の売上比率は仲介業が7割、管理業が3割ぐらいなので今後これを逆転させていきたいです。そこを見据えての管理事業部の新設と増員です。

-なるほど。そうなると、大家さん向けのセミナーも重要ですね。

そうですね。集客にコストが掛かることもあって、今のところは半年に1回くらいのペースですが、もっと増やした方がいいのかもしれませんね。

-これまでに、異業種とコラボレーションして何か取り組みをされたことは?

不動産関係の業種の方とは一緒にしたことはありますが、完全に異業種となると今まではないですね。

-そうですか。例えば、セミナーを開くにあたって異業種の方とコラボして共同開催してみるのはどうでしょう?例えば、ケータリングや宅配サービスの試食会と一緒にやるとか、余暇を楽しむ何かを紹介するとか。

それはいいですね。煩わしい管理業務を当社に任せてもらって、空いた時間を使って別のことを楽しんでもらうようなことを紹介できるといいですね。そういうコラボレーションなら積極的に取り組みたいのでぜひご提案を頂きたいです。

2階のセミナールームは、自社のセミナーや会議、取引業者さんに無料で貸し出すくらいの利用しか考えていなかったのですが、そういった当社とのコラボレーションでの利用も考えていきたいですね。

-今後のコラボ展開に期待しています。ありがとうございました。

株式会社ハウスサポート
山口県宇部市沼2-12-23(宇部本店)
TEL:0836-38-6066
代表者:代表取締役 大野健二

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