山陽小野田・日の出に6月21日、居酒屋「肴工房 えいじ庵」（山陽小野田市日の出3、TEL 0836-84-1717）が移転オープンした。

カウンターを広く取った店内の様子

　場所はJR小野田駅近くで、洋菓子店「アン・シャーリー」跡。宇部・厚南から移転した同店は「酒とワインと旨いもの えいじあん」の店名で、30代の女性客をターゲットに洋風メニューを提供していたが、「こぢんまりとした居酒屋にしたい」という思いから今回移転を決めた。転換後は、40代以上の男性をターゲットに据える。

　店舗面積は14坪で、カウンター8席、テーブル12席、6人用の個室を用意。「当店のこだわりは、既成品は使わずにドレッシングやソースなども一から手作りしているところ」と店主の福田稔さん。

　メニューは、「ブイヤベースえいじ庵風」（990円～）、「あっさり梅とろろスープスパ」「手作り豆腐とアボカドのサラダ」（以上630円）、「特製豚つくね」（420円）、その日に仕入れた「貝柱」「アジのたたき」（以上780円）などの刺し身類、「焼きなす」（380円）など旬の食材を使った約70種類を提供する。アルコール類も、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、カクテル（330円～）など幅広く約70種類を用意した。

　「カウンターの席数を多くしたことで、お客さまと会話しやすくなった。飲食店が周りにあり、駅に近い場所を選んだことでアルコールを飲む方が増えたように感じる」と福田さん。「これからは、お客さまに『辛くして』『こんな風に作って』などの要望を積極的に言っていただけるような雰囲気の店にしていきたい」と意気込みを見せる。

　営業時間は17時30分～24時。月曜定休。