宇部ときわ公園に「ドラゴンフルーツ」-初めての人工受粉に成功

ときわミュージアム熱帯植物館で実った「ドラゴンフルーツ」

ときわミュージアム熱帯植物館で実った「ドラゴンフルーツ」

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 宇部ときわ公園(宇部市則貞3)内のときわミュージアム熱帯植物館で栽培しているサボテンに「ドラゴンフルーツ」が初めて実った。

実を付けた株の直径2メートル高さ8メートルのサボテン

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 実を付けたサボテンは、サボテン科ヒモサボテン属の「三角柱」でグアテマラが原産。同園では16年前からこのサボテンを栽培していたが、花粉を運ぶ虫などがいないためにこれまで自家受粉したことがなかった。

 花が満開を迎えた8月上旬、同園職員が初めての人工受粉を試みた。その後、8月下旬ごろから実が付き始め、現在50個ほどの赤い実を付けている。大きいものでは長さ約20センチ、重さ約500グラムはあるという。

 同園遊園協会博物館管理課の村田真木さんは「当施設のような設備が整っているところでドラゴンフルーツが実るのは珍しいのでは。まだ青い実もあるので9月下旬までが見頃だと思う」と話す。

 開館時間は9時~16時30分。火曜休園。

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