高千帆小マーチングバンドがコンサート-1年間の集大成披露へ

放課後2時間行うという高千帆小学校マーチングバンド部の練習風景

放課後2時間行うという高千帆小学校マーチングバンド部の練習風景

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 山陽小野田の高千帆小学校マーチングバンド部が2月12日、山陽小野田市文化会館(山陽小野田市郡)でコンサート「もうすぐ春ですよコンサート」を行う。

カラーガードとダンスの練習風景

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 1992年に結成し、今年で創部20周年を迎える同バンド。「笑顔と元気を届けるマーチングバンド」をモットーに活動している。

 所属する部員は1年生から6年生まで全学年そろって活動している。昨年9月に行われた「全日本小学校バンドフェスティバル山口県大会」では最優秀賞とグッドサウンド賞を受賞し、同中国大会へ初進出。同中国大会では優秀賞とグッドサウンド賞を受賞するなど、大きな飛躍を遂げた。

 コンサートでは1年間の取り組みの集大成を一般に披露する。当日演奏するのは、「スーパーマン愛のテーマ」「荒野の7人」「バーバ・ヤーガ」など13曲。Perfumeの「GLITTER」に合わせ、フラッグを使い曲に合わせて演技するカラーガードとダンスを披露するほか、中高生レベルという「8分の12」のリズムの「アーサーズコンクエスト」にも挑戦。「見上げてごらん夜の星を」ではパーカッションもブラスに持ち替え、ブラスアンサンブルにも取り組む。

 現在、コンサートに向けた練習の大詰めを迎えている同バンド。現在の心境について、最後のコンサートとなる6年生は、「1秒1秒を大切に練習してきたので後悔はない」(バスドラム奏者)、「お客さまも自分も楽しめるように演奏したい」(トランペットリーダー)、「最後だと思うと寂しいが、全力で挑みたい」(スネアドラム奏者)と、それぞれに意気込みを見せる。

 バンドを指導する同校教諭の高良哲也さんは「本年度はこれまで以上に音楽の楽しさを伝えることができるようになり、さらに安定した演奏ができるようにもなった。簡単ではなかったが、練習時間を増やすなどして頑張ってきた成果が出ている。自信を持って披露したい」と話す。

 開催は10時30分~。入場無料。

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