山口・吉田に「自宅のようにくつろげる空間」がコンセプトの茶房

自宅のダイニングを開放したようなイメージの店内

自宅のダイニングを開放したようなイメージの店内

  • 0

  •  

 自宅のようにくつろげる癒し空間をコンセプトにした「茶房はせ」(山口市吉田、TEL 090-6439-7094)が1月16日、オープンした。場所は、山口大学裏手から大内に抜ける道沿いで、小高い丘から町を見下ろすことができる。

[広告]

 店舗面積は43坪で、席数は約45席。空間は、「自宅のダイニングを開放したような」イメージで、木材をふんだんに使い、和のインテリアでまとめているのが特徴。自宅のようにくつろげるよう、店内には靴を脱いでスリッパで上がる。清潔なイメージを好む女性への配慮もあるという。また、テラス席では、自然そのままの木々を背景にドリンクなどが楽しめるほか、夜間はライトアップも行う。

  同店オーナーの長谷さん夫婦は、以前山口市内のフレンチレストランで働いていたが退職して、健康食品の会社を経営。結婚した時からの夫婦の夢だった茶房を開くため、昨年夏に山口商工会議所の創業塾を受講。自宅近くの土地を借り、約1年をかけてオープンにこぎ着けた。

 ドリンクメニューは「有機栽培珈琲」(480円)、「みるく珈琲」(500円)、「健康ジュース/緑黄色野菜」(500円)など。「おまかせ・ランチ」(1,200円)、「ドライカレー」(950円)、「和風パフェ」(750円)など、軽食やデザートも提供する。

 「おまかせ・ランチ」はメーン1品、サラダ1品、小鉢5品、ご飯と味噌汁で構成される家庭的な和食だが、創作要素も取り入れているという。そのほか、パフェやアイスクリームなども、和のテイストを織り交ぜて提供する。オープン以降、ドリンクメニューよりも、ランチやデザートの注文が多いという。和食器にもこだわり、紅茶以外のメニューはすべて和食器で提供している。客単価は約1,400円。

 長谷さんは「ずっと夢だった店を開くことができた。美味しくて、どこにもない食事を提供するとともに、あたたかい家庭的な接客をしたい。『長谷さんちのダイニング』でおしゃべりしたり、のんびりしたりという感覚を持ってもらえるとうれしい。今後は、ちょっとした展示会やミニコンサート、バンドの生演奏なども企画していく」と話している。営業時間は、9時~20時。不定休。
(©マルニ)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース