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山陽小野田に「縁起焼」専門店-下関・彦島発のもっちり和菓子

「縁起焼」を焼く店長の竹本篤史さん

「縁起焼」を焼く店長の竹本篤史さん

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 山陽小野田の閑静な住宅街に2月11日、和菓子「縁起焼」を製造販売する「竹まる」(山陽小野田市千代町2、TEL 0836-83-4789)がオープンした。

もちもちとした「赤あん」

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 同店は、山口労災病院(小野田南中川)近くに住む店主の竹本秀幸さんが、自宅敷地内にオープン。製造販売する「縁起焼」は、米粉や小麦粉をブレンドした真っ白な生地に北海道産小豆の餡(あん)を入れて焼いた和菓子。冷めてももっちりとした食感が楽しめるのが特徴。中心には「八方からの良い運を引き寄せる縁起物」とされる八角形の「おのだ」の焼き印を押す。1個120円。

 オープン初日には「予想を上回る」約400個を売り上げ、オープンから約20日間で2500個以上を販売。今は1日平均120個を販売しているという。焼きを担当する店長で息子の篤史さんは「冷めてもおいしいということが基本なので、あえて冷まして提供する。レンジで温めてからオーブンで少し焼くと、焼きたてと同じ状態で食べていただける」と話す。

 「イベントなどにも出店したことで宇部や下関方面からも来店があるなど、少しずつ知名度が上がっていると実感している」と竹本さん。「お客さまとのお互いの『縁』でつながっているのでそれを何より大切にしていきたい。今月11日からは、『ヨモギ』(160円)と『カスタード』、13日からは『チョコ』(以上120円)の販売も始める予定」とも。

 営業時間は10時~17時。

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