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北島康介さん、山口・阿知須で水泳教室-立石涼選手もサプライズ登場

子どもたちに水泳を教える北島康介さん

子どもたちに水泳を教える北島康介さん

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 山口きらら博記念公園水泳プール(山口市阿知須)で10月11日、競泳選手・北島康介さんが小学生を対象にした水泳教室を開いた。

サプライズゲストで登場した立石諒選手

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 日本コカ・コーラ(渋谷区)が2007年に始めた子どもたちの夢やチャレンジを応援するプロジェクト「アクエリアス 未来への夢はじめよう。」の一環で、山口県では初開催。参加した小学4年~6年生の50人は、山口県内のほか、広島や福岡、静岡や鹿児島などから集まった。

 「夢や目標」についてのトークセッションからスタートした同イベント。サプライズゲストとしてロンドン五輪銅メダリストの立石涼選手が登場し、「夢を持ってチャレンジすることの大切さ」をテーマに北島さんとトークを展開した。

 北島さんは「5歳の時に水泳を始め、小学生のころには五輪に出場したい夢を持っていた。夢を持つとそれに向けて一生懸命になれるので、自分を高めることができる」と話し、真剣なまなざしで聞く子どもたちに「夢に向かって何をするべきか自分で考えて実践していくことが大切」とメッセージをおくった。

 立石さんは「康介さんに憧れてここまできた。夢に向かうためには妥協をしないことが大切。怠けそうになっても奮い立たせて」とアドバイスした。

 第二部では水泳教室が行われ、まずは両選手が模範演技を披露。北島さんと立石さんが競争を実施した際には会場が盛り上がり、歓声が飛び交う中、参加した子どもたちは真剣な眼差しで両選手の泳ぎを見つめた。約1時間にわたりプールの中で直接指導を行った後、北島さん率いる選手チームと子どもたち5チームでリレーを行った。

 終了後、取材に応じた北島さんは「山口県に来たのは初めて。子どもたちはとても純粋に聞いてくれ、真剣に取り組んでくれてうれしかった。子どもたちを見ていると僕の方が力をもらう」と笑顔を見せ、自身の夢と目標については「早めに準備に取り掛かり、来年の世界選手権に備えたい。自分の役割を考えてモチベーションを高め、選手として高い位置で勝負していきたい」と話す。

 立石さんは「2011年の山口国体に出場し、このプールで優勝したことがとても印象に残っている。今日は子どもたちと触れ合うことができてとてもよかった。今後も康介さんと一緒に水泳界を盛り上げながら、水泳の楽しさを多くの人に広める活動もしていきたい」と話した。

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