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宇部・新天町で「食」がテーマのイラスト個展 栄養士の視点生かし創作

「シンプルに描いた『食とアート』をご覧いただければ」とノブさん

「シンプルに描いた『食とアート』をご覧いただければ」とノブさん

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 宇部・新天町のギャラリー「ART BOX CAN」(宇部市新天町1、TEL 0836-21-0085)で4月17日、地元イラストレーター・NOBU.(ノブ)さんの個展「Plates~美味しいお皿達~」が始まった。

ノブさんがイラストで表現する「一汁三菜」

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 宇部在住でイラストレーター・漫画家のNOBU.(ノブ、うえだのぶ)さんによる初の個展。「食とアート」をテーマに、白いキャンバスにカラフルな色合いでシンプルに描いたアクリルイラスト58点を展示する。

 1999年に漫画家デビューし、地元を拠点に全国誌の連載などを手掛けてきたノブさん。「イラストを通して栄養について伝えることや食の提案をしたい」と、2年前に市内の短期大学食物栄養学科に入学し、今春卒業して栄養士の資格を取得。今回は、資格取得後の第1弾の活動として創作し「料理の栄養をアートで表現した」(ノブさん)。

 展示するのは、「マルゲリータ」やご飯やみそ汁、魚料理などを1枚に描いた「一汁三菜」、野菜をカラフルに力強く表現した「バーニャカウダ」や食べると必要なカロリーが摂取できることを表した「弁当」などで、ノブさんが感心を寄せた「栄養バランスよく食べられる料理」を描いた。

 「イラストで食の栄養バランスを伝えるにはどうしたら良いか模索したが、分かりやすくシンプルに仕上げた。短大での2年間では、バランスよく食べることがいかに難しいことかも学んだ」とノブさん。「今後は栄養士の資格を生かして幅を広げながら、イラストレーターとして食に関わるような活動もしていきたい。私の新たな第一歩を見ていただければ」とほほ笑む。

 開廊時間は10時~17時(最終日は16時まで)。期間中はノブさんが在廊する。今月21日まで。

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