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山陽小野田の図書館でバレンタイン特別企画 新たな本との出合い提供

「本に出合い、心温まるバレンタインを過ごしてほしい」と村上さん

「本に出合い、心温まるバレンタインを過ごしてほしい」と村上さん

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 山陽小野田市立中央図書館(山陽小野田市栄町、TEL 0836-83-2870)で2月12日、バレンタイン特別企画「本のお楽しみ袋」が始まった。

バレンタイン用のラッピングを施す

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 新たな本との出合いを目的に行う同企画。用意された本はラッピングされており、来館者はキャプションを読み自分好みの袋を選んで借りる。12日は17袋、13・14日は20袋を用意。1人2袋まで借りることができ、当日分がなくなり次第、終了する。

 昨年11月29日の「図書館フェスティバル」で同様の企画を行った際は、用意した120袋がほとんど貸し出され、好評だったという。同館の村上綾さんは「返却に来た人から『面白かった』と喜びの声を聞くことができてうれしかった」と話す。

 今回は「愛」をテーマに、コミックや小説、料理本や実用書の中から図書館職員が厳選した本を貸し出す。本にはかわいらしい袋とリボンでラッピングを施し、ハート型の用紙に対象年齢や見出しを書き込むなど、約1カ月をかけて準備した。

 「この企画のためにテーマに合う新刊を20冊入れた。キュンとする本やバレンタインに向けた準備ができる本など、種類はさまざま。この企画を通して、いつもと違うバレンタインを過ごしてほしい」と村上さん。

 同館の山本安彦館長は「テーマに沿った本を選び出し、その中から比較的新しくきれいな本を厳選した。女性職員が丁寧に行ったラッピングも喜んでもらえそう。バレンタインの新たな楽しみとして参加し、すてきな本と出合ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 同館では現在、バレンタインに関する本を約120冊集めた「バレンタインデー」特設コーナーを設置している。今月14日まで。開館時間は9時30分~19時(土曜、日曜は17時まで)。月曜休館。

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