宇部・琴芝に英会話教室「ブレンドイン」 元高校教師が開業、「話せる喜び伝えたい」

「実践的な英語とその楽しさを伝えていきたい」と内田さんとライアンさん

「実践的な英語とその楽しさを伝えていきたい」と内田さんとライアンさん

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 宇部・琴芝に7月1日、英会話教室「BLEND IN(ブレンドイン)」(宇部市北琴芝1、TEL 0836-39-6415)がオープンした。

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 同教室を開いたのは、元公立高校・英語教師の内田久美恵さん。教員歴25年の内田さんは、宇部工業高校に9年間勤務した後、宇部中央高校に7年間勤務。昨春、教員生活に終止符を打ち、1年間かけて準備して開業に踏み切った。

 独立のきっかけについて、内田さんは「長年高校生に英語を教えてきたが、グローバル化と言いながらも、どれだけ文法やライティングを勉強しても実際には英語が話せないという現実にもどかしさを感じてきた。実践的に使えて話せる、本当に必要な英語を教えたいと独立を決めた」と話す。

 ビジネスパートナーには、市内で3年間外国語指導助手(ALT)を務めた経験を持つアメリカ・テキサス州出身のライアン・ロリーさんを迎えた。共に高校で教壇に立った経験があったことから、内田さんがライアンさんに声を掛け、3年半ぶりに来日した。

 授業は1コマ60分。ネーティブスピーカーと日本人講師によるチームリーディングを特徴に、固定したテキストは使わずにトラベル英会話やビジネス英会話、受験対策など受講者それぞれが学びたい内容に合わせて授業を展開する。価格は1レッスン4,000円~。

 ライアンさんは「宇部は工業と田舎が調和していて、ときわ公園も彫刻もすてき。とても好きな街」と笑顔で話す。「英語を間違って話すことを恐れる人が多いが、たくさんミスしても心配はない。僕のポリシーはオネスティ(誠実)であること。向き合ってコーチングしていきたい」と話す。

 内田さんは「英語を話すことで、何気なく見聞きするテレビも音楽も世界が変わって見えてくる。個人教室だからこその柔軟性や長年の教員生活で培った指導力や経験を発揮し、英語が話せる喜びや楽しさを伝えていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~21時30分。日曜・月曜定休。

 今月22日には、市内港町のコワーキングスペース「ナニココ」で、英会話座談会を開く。開催時間は19時~20時30分。参加費は500円。

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