宇部・常盤湖周辺で肝試し「ホラーウォーク」 スマホアプリ使いミッション挑戦

血塗られた自動車に直面し、ミッションに取り組むプレーヤー

血塗られた自動車に直面し、ミッションに取り組むプレーヤー

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 宇部・ときわ湖水ホール(宇部市沖宇部)付近で8月6日、肝試しイベント「謎解き!ホラーウォーク」が始まった。

ミッションに挑む女性グループ

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 夏休み期間の土日を中心に、10日間限定で実施する同イベント。プロデュース・技術提供を「アワセルブス」(宇部市松島町)、ディレクションを「獅四丸エンターテインメント」(宇部市新天町)が手掛け、専用アプリを用いて「サイコホラーストーリー」を展開する。

 コンセプトは「テクノロジー×ホラー」。ストーリーは「キャンプ場で行方不明者が続出しており、周辺に殺人鬼が潜んでいる」という内容で全長600メートル。

 参加者は整理番号順に即席で5人組となり、アプリが入ったスマホを手に「ときわ少年キャンプ場」を出発。現在は廃止されている無人施設「宇部市青年の家」周辺や、常盤湖の見える木々の中を抜け、4つのミッションをクリアしながら制限時間25分内でゴールを目指す。

 初日は、湿度を含んだ生ぬるい風が吹く中、続々と参加者が足を運んだ。1組目の女性5人組は目の前の恐怖に悲鳴を上げながら、協力してミッションに挑戦。家族連れや学生らも暗い木々の中へ勇敢に足を踏み入れた。

 獅四丸エンターテインメントの池本博文社長は「殺人鬼から届くメールの内容などから想像が膨らみ、つけ狙われる怖さがある。子どもよりも成人女性の方が恐怖を感じるかも。期間中の来場者数見込みは千人。全問正解目指して頑張ってほしい」と来場を呼び掛ける。

 アワセルブスの河口隆社長は「演出は池本さんにお任せしたので仕上がりが楽しみだった。怖そうなので私はやりたくないが(笑)、怖がるプレーヤーを見て満足したい」とにやり。

 料金は一般=300円(「呼応する森」の半券提示で無料)、高校生以下無料。小学生以下は保護者の同伴が必要。開催日は期間中の土曜・日曜、8月11日・15日。受け付けは18時30分~、開催時間は19時20分~。雨天中止(判断は当日15時に行う)。8月28日まで。

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