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宇部でローソンが移動販売 ケアローソン拠点に高齢者施設や病院回る

シーサイド病院で行われた移動販売の様子

シーサイド病院で行われた移動販売の様子

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 宇部・中央町の介護拠点併設型コンビニ「ローソン宇部中央町一丁目(以下、ケアローソン)」を拠点にした移動販売が4月14日、始まった。

商品のイラストが描かれた専用車両

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 ローソン(本社=東京都品川区)と、山口県内を中心に介護サービス事業を展開する河村福祉サービス(相生町4)の子会社で同店FCオーナーの河村商事による取り組み。同店で扱う商品を載せた専用車両で高齢者施設や病院などに出向き、「交通弱者」や「買い物困難者」などのニーズに応える。

 河村福祉サービスでは自社が運営する高齢者施設の利用者に向けて、ローソンの商品カタログを使う宅配サービスを行っていたが「現物を見て購入したいという声があった。ローソンが移動販売店舗の拡大を進めていると知り、弊社が手掛けるケアローソンにも導入したいと申し出た」と同社宇部本部の西岡久美子部長。

 県内での移動販売車の運用は同店が初。ケアローソンを拠点とするケースはこれまでになく、同店と「ローソン上越大日店」(新潟県)の2店舗が同時期に導入した。

 車両は4温度帯(常温、20℃、5℃、冷凍)に対応し、店舗で販売する品数の約10分の1となる300~400種類を販売。弁当や菓子、ドリンク、日用雑貨のほか、介護用品や福祉用具もそろえ、今後はケアマネジャーが同行して行う介護相談も予定する。

 初日は「シーサイド病院」、サービス付き高齢者住宅「Enjyu(えんじゅ)」、「かわ村高齢者住宅海の家」の3カ所を回った。入院患者や施設利用者、医療スタッフらが昼食やおやつなどを買い求めた。

 西岡部長は「多くの人に喜んでもらえて何より。直接商品を手にして買い物をする楽しみを感じてほしい。要望には柔軟に対応し、車両台数も増やしたい。過疎地域などでも販売できれば」と意欲を見せる。

 ローソンマーケティング本部ラストマイル推進部の鈴木一十三(ひとみ)部長は「高齢者にフィットする商品が販売できるのはケアローソンならでは。地域のコミュニティーの場になれるよう、お客さまとの関係性も深めていければ」とほほ笑む。

 運用時間は平日10時~16時で、1日2~3カ所を回る。滞在時間は約30分間。

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