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新山口駅前に炉端居酒屋「磯べぇ」 炭火焼きの魚料理、「山口の海の幸」発信

カウンターに設けた囲炉裏で魚を焼く「磯べぇ」

カウンターに設けた囲炉裏で魚を焼く「磯べぇ」

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 JR新山口駅在来線口に8月24日、炉端と魚をコンセプトにした居酒屋「炉端酒場 磯べぇ」(山口市小郡下郷、TEL 083-972-9349)がオープンした。

大きく掲げたちょうちんが目立つ「磯べぇ」

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 炭火焼きの魚料理と刺し身を中心に提供する同店。同市内で居酒屋「ぶっちぎり道場」(湯田温泉1)と焼き鳥店「本格炭火焼鳥 鶏ぼうず」(小郡下郷)を展開する「SAカンパニー」(湯田温泉1)が3店舗目として出店した。

 店舗面積は12坪。和モダンをテーマにした店内にカウンター4席とテーブル32席を用意。個室も5部屋備える。カウンター前に囲炉裏(いろり)を設け、縦に積んだ炭火の周りに魚を置いて調理する。

 提供する魚は、下関・唐戸市場や防府に行って仕入れ、瀬戸内海と日本海で取れる魚の両方をそろえる。メニューは、「ノドグロ本焼き」(1,200円)、「サンマ塩焼き」(450円)、旬の魚の刺し身(1,800円~)などのほか、「キスゴ唐揚げ」(700円)や熊本から取り寄せる「雲仙のハムカツ」(800円)、「カツオの酒盗」(450円)など50種類をそろえる。

 アルコール類は、焼酎(400円~)と県内の地酒(800円)6種類を中心に、生ビール(500円)やサワー(400円)などを用意。30~50代のビジネスマン層をメインターゲットに据え、客単価は4,000円~5,000円を見込む。

 同社の上谷勇介社長は「事業の拡大として次の業態をと半年ほど前から練ってきた。これまでの2店舗同様、炭火を使った料理が得意なので当社の強みも生かした。価格と内容のコストパフォーマンスには力を入れていく」と話す。

 「駅の目の前の立地も生かし、接待や出張中のビジネスマンの利用も視野に、若いパワーで山口の海の幸のおいしさを伝えたい」と意気込む。

 営業時間は17時30分~24時。

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