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山陽小野田・厚狭に天ぷら居酒屋「花むら」 和食料理人店主「素材の味伝えたい」

カフェ跡に出店した「花むら」

カフェ跡に出店した「花むら」

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 山陽小野田・厚狭に9月15日、和食料理人歴25年の店主が営む天ぷら居酒屋「花むら」(山陽小野田市厚狭、TEL 0836-72-4000)がオープンした。

温かみのある店内の様子

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 場所はカフェ「ルーシー」跡。店舗面積は15坪。席数はテーブル16席、カウンター6席。周辺に専門店が少ないことや、幅広い世代に受け入れられることから「天ぷら」をメインに据える。

 出店したのは福岡出身の矢野克洋さん。宮崎や徳島などで経験を積み、2015年からは宇部市内の日本料理店で腕を振るってきた。

 山口県産の食材に魅力を感じ、「素材のおいしさを伝えたい」との思いで独立開業。魚は宇部や下関の魚市場、野菜は地元の市場から仕入れ、「素材の味わいに勝るものはないので、調味料は極力シンプルに使いたい」と、カツオベースの天つゆも手作りする。

 ランチタイムには、エビや若鶏、白身魚、コウイカなど7種類の天ぷらを付ける「天ぷら定食」(980円)、「天丼」(880円)、天ぷらが9種類でよりボリューム感のある「働く男の天丼」(1,080円)の3種類を用意する。

 夜のメニューは日替わりで、天ぷら(400円~)は常時15種類ほどをそろえ、現在はハモやキス、エビ、ケンブツ、ナス、鳴門金時などを提供。魚の煮付けや刺し身、「鶏ももの甘酢あんかけ」(790円)、「牛蒡(ごぼう)と人参(にんじん)の金平」(390円)など、和食を中心に約25種類の一品料理も並ぶ。ドリンクは生ビール(500円)、ハイボール(430円)、焼酎、日本酒(以上450円~)など約30種類。客単価は4,000円~5,000円。

 矢野さんは「カジュアルに日常使いできる店が理想。個人店だからこそ来店客の要望に柔軟に対応し、みんなに愛される店にしていきたい。まずは地域の人に信頼されるよう、率直に真面目に営業していきたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~13時(ラストオーダー)、18時~21時(ラストオーダー)。水曜定休。

※記事は取材当時のものです。

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