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宇部・南小串に居酒屋「壺中」 店名刷新、コンセプト強固に

「新たな気持ちで頑張りたい」と店主の小林さん(左)

「新たな気持ちで頑張りたい」と店主の小林さん(左)

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 宇部・南小串の居酒屋「まめ壺」が10月11日、「煮込み・燗酒(かんざけ) 壺中(こちゅう)(宇部市南小串1、TEL 0836-32-8532)に店名を変更し、リニューアルオープンした。

看板メニューの「牛モツと根菜の煮込み」

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 2012年4月にオープンした同店。地元和食料理店などで経験を積んだ小林修二さんが、県産食材を使った和食居酒屋として営業してきた。

 今回の刷新は、「オープンから5年がたち、看板メニューや伝えていきたいことも固まってきた」(小林さん)ことから。「コンセプトを強固にして、改めて周知していきたい」と言う。

 コンセプトは「ゆっくりと料理と日本酒が楽しめる店」。これまでオーダー率の高かった「牛モツと根菜の煮込み」(950円)を看板メニューにし、山口県内や広島県の26種類の地酒を前面に出す。

 これまで黒を基調にしてきた店内は、白を基調にした明るい雰囲気に変更し、イメージを一新。席数は、カウンター6席、テーブル席22席を設ける。

 提供するのは、看板メニューのほか、旬の地魚を中心にした刺し身や「宇部岬真鯛かま酒蒸し」(980円)、「長崎産のどぐろ煮付け」などの煮込み料理、「鹿野高原豚肩ロースオーブン焼き」(880円)、「美祢産焼きシイタケ」(580円)や「長州鶏の唐揚げ」など約35種類を用意。

 アルコール類は、小林さんが選んだ日本酒(400円)と生ビール(600円)やハイボール(500円)など約60種類をそろえる。

 小林さんは「5年間の経験で看板メニューの重要さを痛感した。今後はコンセプトをぶらすことなく、自信を持って提供する料理を気に入ってもらうことができたら。気持ちも新たに、居心地の良い店にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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