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JR宇部線などを巡る「スタンプラリー」苦戦中 「駆け込み乗車」に期待

草江駅の駅舎アートと、企画を担当する中祖さん(写真右)と田中さん

草江駅の駅舎アートと、企画を担当する中祖さん(写真右)と田中さん

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 JR宇部線利用促進協議会(常盤町1、TEL 0836-34-8831)が現在、JR宇部線などを巡ってスタンプを集めるキャンペーン「スマホスタンプラリー」を実施している。

ポスターが掲示された草江駅の駅舎内

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 電車利用を促す企画の一環として10月14日から始まった同キャンペーン。JR宇部線、山口線、小野田線、美祢線の9つの駅を巡り、スタンプをスマホで集める。

 対象に指定された9駅のうち、4つのスタンプを集めると各沿線にちなんだ約4,000円分の名菓・特産物が60人に当たる「路線特産品賞」に、9駅全てを集めると春の青春18きっぷか2万円分の旅行券が各5人に当たる「コンプリート賞」に応募できる。

 12月12日の時点で、1つ以上のスタンプを獲得した参加者は130人。そのうち「路線特産品賞」の応募者数は30人で、「コンプリート賞」は11人と苦戦している。

 宇部市総合政策部の交通運輸政策係・中祖敏文係長は「思うように応募者が増えないが、キャンペーン終了間際の駆け込みや、年末年始の休暇を利用した応募者が増えることに期待している」と話し、「キャンペーンをきっかけに参加者が電車に乗る楽しさを再発見することにつながれば」と力を込める。

 参加には、専用スマホアプリ「COCOAR2」のダウンロードが必要。キャンペーン対象に指定された駅舎内に掲示されているポスターの当該駅のマークをスキャンするとスタンプがたまる。

 対象駅に設定されているのは、JR宇部線の宇部新川駅・草江駅・阿知須駅、山口線の新山口駅・湯田温泉駅、小野田線の長門本山駅、美祢線の厚狭駅・美祢駅・於福駅。

 同協会によると、うまくダイヤを組めば一日でコンプリートして出発駅に戻ってくることも可能だという。同キャンペーンのホームページでは、賞への応募方法や各駅の魅力を紹介している。

 2018年1月14日まで。

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