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レノファ山口、ホームで迎える開幕戦 霜田新監督の初陣飾れるか

県立おのだサッカー交流公園(山陽小野田市)での練習の様子

県立おのだサッカー交流公園(山陽小野田市)での練習の様子

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 サッカーJ2のレノファ山口FCが2月25日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でロアッソ熊本と対戦する。

熱い指導を見せる霜田正浩新監督

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 2018シーズンのJ2リーグ開幕戦。レノファは今季、日本サッカー協会(JFA)技術委員長などを歴任した霜田正浩氏が新監督に就任。霜田監督の下で「攻撃的サッカー」を掲げ、J2で3年目のシーズンを戦う。

 Jリーグ監督として初めて迎える試合を前に、霜田監督は「どれくらいできるか楽しみな部分と、『勝たなくてはいけない』と自分で自分にプレッシャーをかけている部分が半分ずつ。勝つことを目標にして90分間ゲームコントロールしたい」と勝利にこだわる姿勢を見せる。

 同監督から主将を任された三幸秀稔選手は「いろいろなところをよく見て考えてくれているし、伝え方が分かりやすい。尊敬できる監督」と話し、信頼を寄せる。

 今月18日、レノファはプレシーズンマッチでJ1のサンフレッチェ広島と対戦し、0-2で敗戦した。今季から加入した元日本代表の坪井慶介選手は「自分たちがやるべきことをJ1相手にチャレンジできた上で反省点が出て良かった」と話し、今週はこの試合で得た課題の修正に取り組み、開幕戦に向けて備えた。

 今節の対戦相手・熊本は昨季、レノファと最後までJ2残留を争ったライバルチーム。レノファ同様に今季から監督が代わり、過去に大宮アルディージャをJ1昇格に導いた実績を持つ渋谷洋樹監督が指揮を執る。

 その熊本について、霜田監督は「規律正しい守備でボールを奪い、素早く攻守を切り替えてコンパクトに戦うチーム」と話し、「手堅く守る熊本を、僕たちが打ち破れるかどうかがポイント」と攻撃的な戦いを挑む。

 21日の練習を見学したサポーターの相川敦子さん(山口市)は、「ガンガン攻めるレノファが好き。練習を見る限り、今季はそういうスタイルが見られそう。選手が充実した表情で練習できているし、開幕戦は勝利への期待しかない」と開幕を待ちわびる。

 試合のキックオフは15時30分。当日は、11時30分から「オレンジドリームパーク」と銘打って、会場周辺で飲食ブース「グルメガーデン」や、スポーツ体験、体を動かすゲームなどを実施する。

 そのほか、14時15分からシンガー・ソングライターMIKKOさんのライブを開催。キックオフ前には、航空自衛隊による「オープニングフライト」や、メインスタンド対面側のBA席を人文字で彩る「コレオグラフィー」を用意し、開幕戦を盛り上げる。

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