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山陽小野田にリハビリ特化型デイサービス施設「プラスワン」 カフェスペースも併設

「活気ある施設にしたい」と道祖さん(中央)

「活気ある施設にしたい」と道祖さん(中央)

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 山陽小野田市セメント町にデイサービス施設「+one(プラスワン)」(TEL 0836-39-7887)がオープンして3カ月がたった。

施設内のカフェスペース

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 下関出身で理学療法士の道祖(さや)悟史さんが昨夏、運営会社「アズユー」を立ち上げてオープンした同施設。「長く病院に勤めながら、リハビリができる施設の少なさを痛感した。他市と比べて特に山陽小野田市は施設が少なく、地域の中で必要とされていると感じた」と道祖さん。

 施設面積は約60坪。白を基調にした明るい施設内に、トレーニング機器が並ぶ様子はフィットネスクラブさながら。筋肉や体幹を鍛える機器8種類23台と、リハビリ用ベッド4床を備える。入り口付近には「カフェスペース」を設け、心地よく過ごせる空間づくりにこだわった。

 在籍スタッフは、理学療法士2人、作業療法士1人、スポーツトレーナー1人、生活相談員1人。利用時間の中で必ずマンツーマン指導する時間を設け、利用者の悩みへ細やかに寄り添えるよう配慮するほか、利用者の目標や状態に応じて、理学療法士らがプログラムを設定。身体機能を維持・向上に向けて、トレーニング機器を使った運動やエアロビクス、ストレッチなどを組み合わせたリハビリプログラムを提案する。

 利用対象は介護保険加入者(要支援1~2、要介護1~5)、市が認める「介護予防・生活支援サービス事業対象者」。現在は山陽小野田・宇部に住む11人が利用しており、目標達成に向けてリハビリや運動に励んでいるという。「黙々とトレーニングすることも、利用者同士で交流することもできる。目標に向かって頑張ろうという雰囲気ができている」と道祖さん。

 施設名は「プラスワンでの時間を付け加えて、生きる楽しみを見いだしてほしい」との思いから。「年を重ねるとできていたことができなくなり、日々の楽しみや自分らしさを失ってしまう人もいる。リハビリを重ねてその人らしい生活を取り戻してほしい」とも。

 営業時間は、9時~12時、13時30分~16時30分(電話応対は8時~17時30分)。土曜、日曜・祝日定休。

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