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山口・湯田に「小ホホ食堂」 「地中海式食事法」提供、ランチやバル営業も

「食べて飲んで元気になってほしい」と話す店主の小林由羽さん

「食べて飲んで元気になってほしい」と話す店主の小林由羽さん

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 山口・湯田温泉の路地に2月10日、「小ホホ(おほほ)食堂」(TEL 083-929-3538)がオープンした。

地元野菜を使った健康的なメニュー

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 地元出身の小林由羽さんが開いた同店。約7坪の店内は「元気が出るように」と明るくやわらかなオレンジ色に統一。席数はカウンター8席、テーブル4席。昼間はランチやカフェ利用ができ、夜は居酒屋・バルとしても営業する。

 季節の野菜や全粒穀物、オリーブオイル、乳製品などを日常的に食べる、イタリアやギリシャなどヨーロッパ諸国の食習慣「地中海式食事法」をメインに取り入れる。メニューは、地元産食材を使った「根菜のごまマヨあえ」や「安納芋のサラダ」など5種類のメニューからなるプレート「小ホホ盛り」(1280円)をはじめ、「鮭のリエット」(680円)や「とろとろポークとキャベツの蒸し焼き」(780円)など健康を意識したメニューを提供。

 ランチタイムは、魚のフライや玄米ご飯などが付く「小ホホの定食」(890円)や「豆乳豆腐麺」(750円)を用意。ドリンク類は、グラスワイン(赤・白各600円)や「小ホホボール」(600円)など、アルコールも豊富に提供し、特に日曜の日中は「昼飲み」需要を見込む。

 フレンチや中華、沖縄料理などさまざまな飲食店で経験を積んだという小林さんは、2018年に同市商工会議所の「起業塾」に通ったことがきっかけで開業に踏み切った。「自分の店を開きたいという思いはずっと持っていた。不安もあったが『やらずに後悔はしたくない』と勇気を出した」と振り返る。

 オープンから1カ月たち、「女性客が多いことを予想していたが、想定以上に男性の来店が多く、うれしい誤算。近隣の一人暮らしの方が晩ご飯を食べに来られることも多い」と小林さん。

 「また来てもらえるようなコミュニケーションを大事にしたい。ワインや手作りのデザートにも力を入れているので、ランチや『0次会』などいろいろなシーンで活用してほしい。食べて飲んで、元気になってもらえる店を目指したい」とも。

 営業時間は11時~14時、17時30分~23時(火曜=17時30分~23時のみ、日曜=11時~20時)。月曜定休。

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