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宇部ときわ公園でハナショウブ咲き始める イベント展開、ハンドメード雑貨販売も

現在1、2分咲きの「しょうぶ苑」の様子(5月29日撮影)

現在1、2分咲きの「しょうぶ苑」の様子(5月29日撮影)

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 宇部ときわ公園(野中3)で現在、ハナショウブの開花時期に合わせた企画「花物語~第三章 しょうぶ~」が行われている。

「しょうぶまつり」には「お茶席」が登場する

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 白鳥大橋近くの「しょうぶ苑(えん)」は、未来に残したい日本の花風景として「池坊花逍遥(しょうよう)100選」に選出されており、約150種類8万本のハナショウブが咲く。現在は1、2分咲きで、品種によって開花のタイミングは異なるが、6月9日ごろにピークを迎え、6月第2・3週まで楽しめる。

 同じ時期にしょうぶ苑周辺で見頃となるスイレンやアジサイなどの鑑賞を含めて「園内を楽しんでほしい」と、6月23日までの週末に園内各所でイベントを展開する。

 ときわ動物園では「水生生物観察会」(9日10時~11時、要予約)や「アルパカの毛刈り」(22日12時30分~刈り終わるまで)、ときわミュージアムでは「ヤマアジサイ展」(2日まで)を開くほか、スポーツ広場出発の「ホタル観察会」(1日19時30分~、中学生以下保護者同伴)などを行う。

 メインイベントは9日の「しょうぶまつり」で、園内で育ったショウブの苗の販売(1株500円)、栽培相談、ガイドツアー(10時30分~、13時~)、「お茶席」(300円、先着500人)などを実施。噴水池近くではハンドメード作品や雑貨などを販売する「chercher(シェルシェ)」も開き、県内外から約60店舗が出店する。イベント開催時間は10時~15時。

 宇部市ときわ公園課活性化推進係の幸明友紀主任は「ハナショウブは多品種が並んでも統一感があり、繊細な美しさがある。これだけのハナショウブが見られる場所は県内にない。見頃の時期にぜひ足を運んで楽しんでほしい。9日の『しょうぶまつり』の来場者数は昨年より1000人多い1万人を目標としている」と話す。

 問い合わせは、ときわ公園まつり実行委員会(TEL 0836-54-0551)まで。

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