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宇部に中華料理店「火ノ丸」 ランチ需要に応える「大衆中華食堂」に

「誰でも入りやすい食堂を目指し、来店客とのコミュニケーションも大切にしたい」と住田さん

「誰でも入りやすい食堂を目指し、来店客とのコミュニケーションも大切にしたい」と住田さん

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 中華料理店「気軽な中華屋さん 火ノ丸」(TEL 0836-77-9254)が7月1日、宇部市松島町にオープンした。

店主・住田さんが「目玉料理」にしたいという「角煮ラーメン」

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 「大衆中華食堂」をコンセプトに、中華料理人歴20年以上の住田康隆さんが出店した。ANAクラウンプラザホテル宇部ほど近くの居酒屋跡に、最大20席の座敷席、個室のテーブル8席、カウンター8席を用意。周辺企業で働くビジネスマンをメインターゲットとし、ランチに注力しながら幅広く中華料理を提供する。

 住田康隆さんは調理師専門学校を卒業後、中華料理店を中心に飲食業界で経験を積んだ。直近5年間は中華料理店「虎の子」(中央町)の料理長を務めたが、物件との出合いなどをきっかけに独立を決めた。「ランチを欲する声を以前から聞いていた。日中の人通りが見込める場所で出店できるのはありがたい」と住田さん。

 昼は、全7品でメインを3種類(エビと玉子のチリソース、チンジャオロース、酢豚)から選ぶ「選べる中華ランチ」(920円)をはじめ、新たに考案した「角煮ラーメン」(ランチタイムは800円)などの麺料理、ラーメンやチャーハンのセットメニューなど約20種類を提供する。

 夜メニューは約45種類。国産鶏の胸肉を低温調理する「よだれ鶏」(750円)、豆板醤2種類をブレンドした「マーボー豆腐」(850円)、「牛レバーのレバニラ炒め」(680円)、「脱皮蟹のサクサクパウダー和え」(980円)など。「これまでに作った料理でも、使う食材や調味料を改良した」と住田さん。客単価は2,000円~3,000円を想定する。

 「店名通り『気軽』に、誰でも来店しやすい食堂のような雰囲気を目指している。ランチだけでなく、一人でちょっと飲みたい時、家族で食事がしたい時にも利用してほしい。市内のイベント出店にも積極的に挑戦したい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~13時30分、17時30分~21時30分(以上ラストオーダー)。日曜定休。

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