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山口きらら博記念公園で「運動会を作ろうプロジェクト」 地域巻き込み初の試み

「幅広い方に公園に親しんでもらうきっかけにしたい」と北野副館長

「幅広い方に公園に親しんでもらうきっかけにしたい」と北野副館長

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 山口きらら博記念公園(山口市阿知須)で7月20日、「きららでみんなの運動会を作ろうプロジェクト」が始まる。

ドームがシンボリックな山口きらら博記念公園

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 新しいスポーツや体を動かすプログラムを参加者で企画し、11月16日に同公園で開く「みんなの運動会」で実施するプロジェクト。公園の緑豊かな環境と本格的な施設を幅広く活用することを目的に行う初の試みで、全6回のワークショップを行う。

 公園管理事務所の北野慶副館長は「広大な公園にドームがあり、知名度もあって施設も充実している。その一方で、大型イベントがある日以外は一般の利用者が少ないのが現状の課題。地域の方にもっと身近に来園してもらうにはどうすればいいか。皆さんに参加してもらう公園作りにフォーカスした」とプロジェクトの狙いを話す。

 初回の同日は「公園を知ろう」をテーマに、公園の役割や背景、現在の取り組みなどを紹介。コミュニティーデザインを手掛ける「studio-L」(大阪府吹田市)の山崎亮代表を迎え、公園を市民で作る意義や事例などを聞き、アイデアを膨らませながら同公園でできることを考察する。

 2回目以降は、「企画の作り方を学ぼう」(8月17日)や、運動会の集客を考える「情報発信を学ぼう」(9月7日)など、段階を経て企画を形にしていく。

 北野副館長は「今後は、民間の目線からも気軽に参加できるイベントやカジュアルな取り組みを行い、地域のシンボルであるこの公園を活性化させていきたい。多くの方の力を借りることで、これまでにない角度からさまざまな取り組みができれば」と話す。

 参加は親子などの個人や団体も可能。申し込みは同園管理事務所(TEL 0836-65-6900)まで。

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