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宇部・万倉にカフェ「ラフ」 Uターン夫婦が営業、手作り洋菓子メインに

カフェ「ラフ」周辺には自然が広がる

カフェ「ラフ」周辺には自然が広がる

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 カフェ「LAUGH cafe and bake(ラフ カフェアンドベイク)」(宇部市矢矯、TEL 0836-67-1725)が6月26日、宇部・万倉にオープンした。

ショーケースには手作りするスイーツを並べる

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 自然が広がる山間部の道路沿いに開いた同店。約25坪の店内は、白と黒、木目調で仕上げ、テーブル席22席を用意。隣接する畑に面する店外にはテラス席8席を設け、ペット同伴での利用も可能にした。

 同店を切り盛りするのは、千葉県出身でパティシエ歴約20年の角田諭さんと、妻の彩乃さん。2年ほど前に、横浜市から彩乃さんの地元にUターンし、出店準備を進めてきた。手作りスイーツをメインにするカフェ営業と洋菓子・ドリンクのテークアウトを行う。

 提供するのは、メロンで作る「ショートケーキ」やダークチェリーを使ったチョコレートケーキ「フォレノワール」(以上420円)、チーズケーキ「フォロマージュキュイ」(440円)やパイ生地から作る「本日のキッシュ」(480円)など10種類。イートインでは、「スイーツプレート」(ケーキ代に追加300円)としてフルーツやソースを添えて提供。

 予約制の「ランチメニュー」(1,500円)は、スパイスから手作りするカレーとキッシュ、サラダとスープをセットにして用意する。そのほか、「バニラアイス」(360円)や「レバーパテ」(1,000円)、ドリンク類は「カフェラテ」(550円)や「桃のローズヒップティー」(500円)などのほか、生ビール(700円)やワイン(600円)もそろえる。

 「ランチメニューは近所の方から助言をいただき、アルコールの提供も周辺で楽しめる店がないことから、落ち着いたら焼き菓子にも力を入れてディナー営業も始め、充実させていきたい」と諭さん。「赤間硯や琴など市北部の工芸品を展示し、お客さまに地域のことを知っていただきたい」と話す。

 「人通りこそない場所だが、多くの方が車移動なので心配はしていない。何より生まれ育った地元で店が開けることがうれしい」と彩乃さん。「店名には『笑顔でリラックスしてほしい』という思いを込めた。自然を感じながらのんびりと過ごせる空間を提供できれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~19時。火曜・水曜定休。

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