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山陽小野田のコミュニティーFMが「子ども向け特別番組」 校長や教員らも出演

特別番組「School Of Radio ~今日もスマイル山陽小野田~」放送の様子

特別番組「School Of Radio ~今日もスマイル山陽小野田~」放送の様子

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 山陽小野田市のコミュニティーFM「サンサンきらら」(山陽小野田市小野田、TEL 0836-81-1897)が5月20日、子ども向けの特別番組「School Of Radio ~今日もスマイル山陽小野田~」の放送を開始した。

ラジオ出演した高千帆小学校の教員ら

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 新型コロナウイルスの影響で休校中の子どもたちに向けた番組。穐本真一局長は「ステイホームの考えが広まったことで、今こそラジオの出番だと思い企画した。子どもたちのストレス緩和や、保護者や各学校OB・OGの方に聞いてもらって地域コミュニティーの手助けができれば」と話す。

 番組は、10時からと11時から各50分間放送。インターネット配信にも対応しており、スマホアプリ「FM++(エフエムプラプラ)」で番組を聴くことができる。

 初日は、10時からはパーソナリティーによる「今日は何の日」をテーマにしたトークや山陽小野田市の郷土史家・河本寅雄さんが制作した「創作昔話 竜王山」の読み聞かせ、インディーズ落語家・ハイジさんによる落語の説明や演目「つる」の実演コーナーなどを放送した。

 11時からは、高千帆小学校の三輪孝行校長と同校の4人の教員らが出演し、子どもたちに向けてトークを繰り広げた。

 出演した高千帆小学校の三輪孝行校長は「限られた時間内にいかに声だけで伝えるかということが難しく緊張したが、この放送を通じて休校中の子どもたちに元気を与えたい。今回は特別番組という形だったが、今後は子どもたちが地域に向けて情報発信する機会を作ることができれば」と話す。

 21日と22日も同時刻に放送する。21日は竜王中学校の福田光正校長と7人の教員が、22日は本山小学校の佐々木智子校長と6人の教員が出演する。

 穐本局長は「初めて行った実験的な取り組みではあるが、これによりラジオの可能性を広めていきたい」と話す。

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