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駐車場の空き時間活用、宇部で屋台形式の「テークアウトイベント」 飲食店支援へ

会場として無料開放される宇部の「中央町パーキング」

会場として無料開放される宇部の「中央町パーキング」

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 駐車場を無料開放して行うテークアウトイベント「TAKE OUT PARK(ING)」が6月7日、宇部市の「中央町パーキング」(中央町1)で開かれる。

飲食可能なスペースとして利用する「しばふ広場」

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 主催は、地元飲食店や山口大学らが参画する「まちなかイベント実行委員会」。駐車場を所有する「関西工芸」(沖宇部)の協力の下、「まちなかに、にぎわいを取り戻そう!」をコンセプトに、新型コロナの影響を受けた飲食店の支援や、駐車場の空き時間の有効活用に関する調査の一環として開催する。

 出店するのは「お肉バルUNI」「虎の子」(以上、中央町3)、「Resort Cafe & Bar polepole(ポレポレ)」(松島町)、「cafe&bar GyaAtee(ギャアティ)」(中央町2)、「Reste Palette(リステ・パレッタ)」(妻崎開作)の5店。弁当形式での提供が主流となっている従来のテークアウトに対し、屋台形式で各店の一品料理を温かい状態で提供する。

 当日、来場者は無料開放されている駐車場に車を止め、駐車場すぐ横の路面に出店する各店で料理やドリンクを購入できる。会場で食べたい来場者のため、隣接するポケットパークやしばふ広場にソーシャルディスタンスを保ちながら飲食できるスペースも用意する。

 実行委員会運営の江本翔一さんは「試験的な試みであり、やってみなければ分からないことも多い。来場者数の調整や車の整理などにも気を付けるが、注意しながら来場してほしい。クレームが出ることもあるかもしれないが、それを次につなげながらしっかりと経済を回していきたい」と話す。

 開催時間は11時~14時。各店なくなり次第終了。

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