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「どさけん」が山陽小野田・有帆に引っ越し 山口県住みます芸人、初心に返る

「新たな気持ちで頑張りたい」と話すどさけんさん

「新たな気持ちで頑張りたい」と話すどさけんさん

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 山陽小野田・有帆に引っ越した山口県住みます芸人の「どさけん」が7月1日、市内での活動をスタートした。

観光協会と契約を締結した「どさけん」

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 2012(平成24)年2月に「山口県住みます芸人」に就任し、約8年半にわたり下関で暮らしてきたどさけんさん。トレードマークのタンクトップとハーフパンツの姿で、下関を拠点にメディア出演やイベント参加などの活動をしてきた。

 今回の引っ越しは「1年前から考えてきた」と話すどさけんさん。「下関では気軽に声を掛けていただき居心地も良かった。でも、もう一度初心に返るために拠点を移すことを決めた。山陽小野田は新幹線も通っていて県内のどこにでも行きやすく、交通の便利さも魅力だった」と笑顔を見せる。

 新居は有帆の住宅街にあり、築約80年の古民家。約300坪の土地に7DKの間取りで納屋もある。物件は知人からの紹介で「即決だった」といい、厚意で家賃は無料。家の広さを活用し、将来的にはカフェやお笑いライブのほか、一般に開放することも検討している。

 6月29日には、山陽小野田観光協会と市のPR発信業務に関する委託契約を締結。SNSで地元の魅力を発信するほか、イベントにも参加する。8月からはコミュニティーFM「サンサンきらら」でのレギュラー番組も決定している。

 新天地での生活について、どさけんさんは「初めて山口県に来たときのように見るもの全てが新鮮で、襟を正すような思い。埼玉出身なので、のどかな場所での生活に憧れもあった。地元の人にとって当たり前になっていることを改めて発信し、魅力を知ってもらえたら」と話す。

 「モットーは『毎日がオーディション』『いつも一生懸命』。地域を盛り上げながら、これからも頑張っていきたい」と意気込む。

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