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山陽小野田・厚狭に「本屋さんのシフォンケーキ」 カフェから業態変更

「ふわふわ、ほわほわのシフォンケーキを自宅で楽しんでほしい」と話す、里依さん麻友さん姉妹

「ふわふわ、ほわほわのシフォンケーキを自宅で楽しんでほしい」と話す、里依さん麻友さん姉妹

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 カフェを休業していた山陽小野田・厚狭の「佐々木書店BOOKCAFE」(TEL 0836-72-0027)が8月1日、「本屋さんのシフォンケーキ」として再スタートした。

一番人気の「本屋さんのシフォンケーキ」

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 佐々木書店は1932(昭和7)年創業。2015(平成27)年に「佐々木書店BOOKCAFE」としてリニューアルし、子ども連れから年配客まで幅広い層に親しまれてきた。

 カフェで提供していたメニューの中で一番人気だったのが「シフォンケーキ」。コロナ禍の状況が長引く中、本屋も併設している狭い店内でカフェとして営業を継続していくことは難しいと休業を決断。「家に持ち帰って、家族みんなでゆっくり食べてほしい」との思いから、シフォンケーキ店に業態変更した。

 シフォンケーキを作っているのは、店主・佐々木雅史さんの長女の野田里依さん。里依さんは「ふわふわ感を損なわず、かつ素材の良さが引き立つように試行錯誤しながら作っている。シフォンケーキはお子様から年配の方まで食べやすいケーキなので、家族でゆっくり楽しんでほしい」と話す。

 シフォンケーキは、常時8種類を提供する。お薦めは「本屋さんのシフォンケーキ」(230円)。九州産の小麦と、豊北町滝部よもぎ村の新鮮卵を使い、卵のおいしさを最大限に生かしてシンプルに仕上げている。

 地元に貢献したいとの思いから、厚狭の特産品「寝太郎かぼちゃ」を使ったものや、厚狭の造り酒屋「永山酒造」の酒かすを使ったもの(以上250円)も提供する。

 店内では、シフォンケーキと一緒にコーヒーやお茶も楽しんでほしいと、「GoodCoffee27」(山陽小野田市厚狭)のオリジナルブレンドコーヒーや、「日本茶専門店八十八」(山口市)のオリジナルブレンド茶も販売する。

 接客を担当する佐々木さんの次女の廣瀬麻友さんは「ケーキと一緒にお茶やコーヒーを買っていかれる方も多い。八十八さんの紅茶や抹茶を使用したシフォンケーキもお薦めなので、ぜひ一緒に楽しんでほしい」と話す。

 今後について里依さんは「季節ごとにメニューを変えたり、人参や小松菜など野菜のシフォンケーキも販売していきたい。余裕ができたらクリームサンドやフルーツサンドなども提供していきたい」と意気込む。

 営業日は火曜・木曜・土曜。営業時間は11時~18時で売り切れ次第終了(書店の営業日・営業時間とは異なる)。電話での取り置きも受け付ける。テークアウト販売のみで、店内でのイートインは不可。

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