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宇部の洋菓子店「メイ・フェア」が30周年 店主「変わらない店であり続けたい」

宇部市役所付近の道路沿いにある洋菓子店「メイ・フェア」。目印はうさぎの看板

宇部市役所付近の道路沿いにある洋菓子店「メイ・フェア」。目印はうさぎの看板

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 宇部の洋菓子店「May Fair(メイ・フェア)」(宇部市相生町4、TEL 0836-35-1001)が10月13日、30周年を迎えた。

季節のフルーツケーキやプチタルト

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 店主の山室美津子さんは宇部出身で、1985(昭和60)年から神戸にある調理製菓専門学校に2年間通い、調理師・製菓衛生師の資格を取得した。資格取得後は、神戸市内の洋菓子店で2年間働き、幼い頃からの夢であった店を構えるためにUターン。「お母さんが作るようなおやつ」をモットーに営業する。

 オープンからこれまでを振り返り「地域の人や周りの人、20年以上手伝ってくれている父母のおかげで、ここまで長く続けてこられた。子どもだった子が大人になって、自分の子どもと一緒に来店してくれたり、都会に移住した人も、地元に帰ってきたときにこの店に寄ってくれたりすることが本当にうれしい」と笑顔を見せる。

 人気商品は、子どもから年配まで食べやすさにこだわった開店当初から提供する「フルーツタルト」(380円)。店内には、カップに入った「いちごのショートケーキ」、4種の栗を使った「モンブラン」(以上390円)、昔ながらの「焼きプリン」(180円)などが並ぶ。季節の生タルトのミニサイズ「プチタルトセット 9個入」(1,300円)も人気という。

 今後について「これからも長く変わらず続けていきたい。事前予約で、原画を持ってきていただくとイラスト・似顔絵ケーキ(絵入れ代無料)やパーティー用ケーキなどのオーダーメードケーキも作るので、記念日やクリスマスパーティーにぜひ」とも。

 営業時間は10時30分~19時。月曜・第3日曜定休。

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