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山口・秋穂の多田ビーチで「ビーチサッカーフェスティバル」 海水浴場を整備して初開催へ

今年6月に岩国で行われたビーチサッカー予選大会の様子(写真提供=AIO BEACH SOCCER FESTIVAL実行委員会)

今年6月に岩国で行われたビーチサッカー予選大会の様子(写真提供=AIO BEACH SOCCER FESTIVAL実行委員会)

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 ビーチサッカー大会「第1回・AIO BEACH SOCCER FESTIVAL In TadaBeach 2021」が11月28日、山口・秋穂の中道海水浴場「多田ビーチ」(秋穂東中道)で開かれる。主催は山口県ビーチサッカー連盟や山口観光コンベンション協会秋穂支部などで成る実行委員会。

会場となる「多田ビーチ」

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 毎年8月に開催される夏の恒例行事「あいおえび狩り世界選手権大会」の会場として知られる同海水浴場。今年、新たにビーチサッカーやビーチバレーで利用できる「ビーチコート」、バーベキューが楽しめる「BBQブース」などのほか、駐車場を整備した。

 今大会には、山口と広島の各地域でのビーチサッカーフェスティバルで優勝・準優勝チームのほか、地域事務局が推薦する計6チームが出場する。同ビーチのオープニングイベントとして、新施設の紹介や周知、ビーチサッカーの普及、地域活性化などを目的に無料観戦で実施する。

 「ビーチサッカー」はブラジル発祥のスポーツで、1チーム5人で戦う。フィールドは長さ37メートル、幅28メートルでゴールは通常のサッカーよりも小さい。当日は、予選リーグ後に決勝トーナメントを行う。

 山口観光コンベンション秋穂支部長の冨田正朗さんは「サッカーに精通した地域の方が、子どもたちに目標や憧れを持って育ってもらいたいという思いがあって、海水浴場を活用してビーチサッカーができるコートを作ろうと始まった。過疎化が進むこの地域の起爆剤となり、秋穂地域の活性化につながれば」と話す。

 当日は、食材を持ち込んでバーベキューができる「飲食ブース」(有料)、目の前の海の眺望を楽しみながらキャンプテントでくつろげる「アウトドア・キャンプコース」を設けるほか、「電動BIKE体験」(1時間1,000円)も行う。

 山口県ビーチサッカー連盟の橋本真治副理事長は「バーベキューや電動バイクなどもあるので、ビーチサッカーをやる人だけでなく、より多くの人にアウトドアを楽しむきっかけになれば。山口県のリーグ戦もこの会場で実施したいし、毎年このような大会を開催していきたい」と話す。

 開催時間は9時~16時。雨天決行、悪天候の場合は12月5日を予備日とする。

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