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山口で「日本の祭りinやまぐち2022」 全国の祭り、山口に集結へ

参加を呼びかける木原昌紀さん、北本竜樹さん、野村洋輔さん(左から)

参加を呼びかける木原昌紀さん、北本竜樹さん、野村洋輔さん(左から)

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 全国の祭りが集結する「日本の祭りinやまぐち2022」が10月8日・9日、山口の「KDDI維新ホール」(山口市小郡令和1)をメイン会場、「中央公園」(同中園町)をサブ会場に行われる。

山口県庁の「カウントダウンボード」

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 同イベントは、2001(平成13)年に静岡で「第1回地域伝統芸能による豊かなまちづくり大会静岡」が行われた国内・海外の地域伝統芸能が競演する全国規模の大会で、山口初開催となる。

 日本各地の祭りが、継承者の減少などで次世代につなげられない団体が多くいる中で、全国各地から少しずつ力を持ち寄り、集まってPRすることで、祭りの力が広がってほしいという思いを込めている。

 今回のテーマは「つどえ、維新の地やまぐちへ 世界へ広がれ、祭りの力」。開催記念式典や地域伝統芸能公演などのステージイベントを行うほか、農産品イベント「あぐまるやまぐち」や、参加型グルメイベント「やまぐちオリジナル丼選手権」などのイベントも行う。「ルネッサ長門」(長門市仙崎)では「地域伝統芸能九州・山口大会」を関連イベントとして実施する。

 山口県観光スポーツ文化部文化振興課・文化環境班の北本竜樹主任は、「山口県内にある伝統芸能の団体を調べることは大変だったが、自分の知らない伝統芸能もあり、知るほどに面白いと感じるようになった。県内に素晴らしい伝統芸能があることをしっかりと届けたい。会場は山口市だが、県全体が盛り上がればうれしい」と話す。

 同課・文化財班の木原昌紀主査は「ぜひ子どもたちに見に来てほしい。次世代に継承することもテーマに含まれているので、地域にどんな祭りがあるか参加して知ってもらいたい。『楽しい』と感じてもらえれば」と笑顔を見せる。

 現在、観覧者を募集している。メイン会場の観覧申し込みは、はがき・FAX・インターネットで受け付け、応募者多数の場合は抽選。サブ会場は事前申込不要。募集期間は9月9日まで。

 問い合わせは、実行委員会開催地事務局(山口県観光スポーツ文化部文化振興課内、TEL 083-933-2695)まで。

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