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山口・徳地で「倒幕サバゲーム」 楽しみながら地域の歴史学ぶ

昨年度行われたプレ開催の様子

昨年度行われたプレ開催の様子

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 歴史体験イベント「徳地で遊ぼう! 倒幕サバゲーム」が12月10日、山口・徳地地域で開かれる。主催は山口観光コンベンション協会徳地支部(TEL 080-2916-8878)。

ゲームで使用する模型銃

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 幕末に奇兵隊が訓練を行っていたという歴史がある同地域。寺などの建造物や地形が当時と変わらない状態で残っていることから、ゲーム形式で体験しながら地域の歴史を学ぶ「フィールドワーク企画」として実施する。

 同協会徳地支部長の池田大乗さんは「弾を使わない模型銃を用意したほか、オリジナルのルールを定め、子どもからお年寄りまでが楽しめるようアレンジした。昨年度から地域の人や関係者などを交えて実験し、ルールなどを整えることで一般向けの開催にこぎ着けた」と話す。

 当日は、徳地史談会代表の山田文雄さんによる解説講座「徳地奇兵隊のおはなし」で地域の歴史を学んだ後、「幕末維新の歴史体験ツアー」でガイドとともに同地域内の史跡を巡りながら参加者も寸劇を体験。「徳治勘場跡」など地域内の会場(参加人数により決定)で、幕府軍と奇兵隊に分かれ「サバゲー」を行う。ゲーム後は地域の飲食店や土産店を紹介し、食事を楽しみながら体験を振り返る(希望者のみ)。

 参加費は、大人=2,500円、小学生~高校生=1,500円。オリジナルTシャツ付きで、次回開催時に持参すると参加費が500円引になる。

 池田さんは「地域の歴史というのは実際に住んでいる人や、歴史好きの人でないとなかなかとっつきにくいものだと思うが、ゲーム形式にすることでそうでない人でも楽しく学んでもらえるようになっている。気軽に参加して、一緒に遊びながら160年ほど前の幕末の歴史を学んでほしい」と話す。

 開催時間は10時~12時。定員は先着30人、最小催行人数は5人。申し込み締め切りは12月9日で、電話またはメールで受け付ける。

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