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山陽小野田に「豆柴カフェ」 豆柴専門ブリーダーが出店、予約制の貸切営業

「可愛い豆柴たちに会いに来てほしい」と藤屋さん

「可愛い豆柴たちに会いに来てほしい」と藤屋さん

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 豆柴と触れ合えるカフェ「新一福荘(しんいちふくそう)」(山陽小野田市西高泊、TEL 080-5622-2968)が5月8日、山陽小野田にオープンした。

黒の豆柴「虎太郎君」

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 オーナーは地元出身の藤屋健太朗さん。これまで横浜市内のペット問屋に2年勤務して経験を積み、豆柴専門のブリーダーとして2021年9月1日に屋号「新一福荘」を開業した。

 藤屋さんは「子どもの頃から犬の図鑑を読み漁り、小学生の頃には約150種類の犬種を覚えるほど犬が好きで、獣医を目指したこともあった。柴犬・豆柴のブリーダーを約50年されている『一福荘』(阿知須)のオーナーさんと2年前に出会い、『伝統知識や歴史を受け継いでもらいたい』との話を受け、のれん分けという形で始めることになった。地元には遊び場が少ないので、地域活性化にもなればと思い開業した」と話す。

 敷地面積は415平方メートル。実家の畑を1年半かけて改装し、屋外と屋内の両方で豆柴と触れ合えるようにした。

 利用は一組ごとに制限し、30分間貸し切る。料金は、ワンドリンク付きで、大人=1,500円、小学生~高校生=1,000円、小学生未満=無料。完全予約制。「豆柴おやつカプセル」(100円)も用意する。

 藤屋さんは「飼う前に当カフェで触れ合うことができる。ブリーダーとして赤ちゃんの頃から飼育しているので、どの子も人懐っこい子ばかり。柔らかい性格の『はなちゃん』や、元気な性格の『ここちゃん』など、いろいろな性格の子がいる。飼育方法で分からないことがあれば、LINEでのアフターフォローもしているので気軽に相談してほしい」と話す。

 「昨年12月に始めたTikTokは、フォロワー数が25万人を超えた。世界中の人たちに豆柴のかわいさを届けたい。殺処分などの現状にもしっかりと目を向け、最後まで責任と愛情を持ってもらえる飼い主が増えてくれるとうれしい。命の大切さも感じてもらえる場所になれば」とも。

 営業時間は10時~19時。

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