食べる

山口に立ち食いすし店「飛鳥」 「屋台のすし店」をコンセプトに復活

「飛鳥」外観

「飛鳥」外観

  • 6

  •  

 立ち食いすし店「飛鳥」(山口市小郡明治2、TEL 083-972-4138)が5月27日、山口・小郡にオープンした。

店内の様子

[広告]

 今年1月にオープンした中華料理店「海鮮&中華 kojin mori(コジンモリ)」(同)の姉妹店で、2019年に閉店したすし店「飛鳥」を復活させた同店。店主の松岡航星さんは「父親が営んでいたすし店を復活させ、本物のすしを手頃な価格で提供する場所を作りたかった。コジンモリを開店したときから姉妹店の構想はあった」と話す。大将は松岡さんの父・謙治さんが務める。

 コンセプトは「屋台のすし店」。8人程度が入れる店内の広さや立地環境などから、「飲み会後の『シメ』で利用できるように、気軽に入れて、さくっと食べられる立ち食いすし店にした」(松岡さん)という。カウンターや梁は、かつての「飛鳥」で使っていた木を再利用し、店主自身が改装した。

 山口県産や瀬戸内海産の魚を使用するほか、すし酢にはリンゴ酢を使い「ふわっと甘さがあるのが特長」という。わさびは「練り」と「刻み」をまぜ、食感や香りが楽しめるように仕上げる。

 メニューは「並にぎり」(8貫=1,000円)、「上にぎり」(12貫=2,000円)、「特上にぎり」(15貫=3,000円)と、1貫から注文できる単品を用意する。

 単品は、「水イカ」「自家製〆サバ」(以上100円)、「たこ」「金目鯛」(以上200円)、「本マグロ赤身」「穴子」(以上300円)、「生だこ」(2貫、400円)、「中トロ」(500円)、「大トロ」(600円)、「一本穴子」(800円)など。「穴子」や「玉子」はかつての「飛鳥」の味を再現した。

 「アサリ酒蒸し」(400円)や「刺身盛り」(1,200円)など、店主おすすめの魚介類を使った日替りメニューも用意する。ドリンクは、「生ビール」(500円)、「焼酎」(400円)、「ソフトドリンク」(200円)など。

 オープンから1週間がたった。松岡さんは「昔から通ってくれていたお客さんから『この味が食べたかった』と復活を喜んでもらっている。これまでの経験で漁師とつながりがあるので、新鮮なネタを仕入れることができる。山口の玄関口で、さっと入って気軽に食べられるすし店になっていければ」と話す。

 営業時間は19時~翌2時。日曜・月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース