山口のフィギュア原型造形師が作品展-手元の作品をすべて展示

チラシに使用されているのは創作集団「S.A.E」のオリジナルキャラクター

チラシに使用されているのは創作集団「S.A.E」のオリジナルキャラクター

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 山口・本町のギャラリー蔵(山口市本町1)で11月2日・3日、山口の造形作家・毒島孝牧(ぶすじまたかぼく)さんの作品展「毒島孝牧とS.A.E作品展」が開催される。

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 毒島さんは山口市に拠点を置き、「ブスジマックス」という工房名でフィギュアの原型造形師として活動している。これまでにアメリカのヒーロー映画や日本のアニメキャラクターのフィギュア原型を製作し、山口にちなんだ仕事では商店街のヒーロー「CP戦士ぶちエージャー」のストラップ原型も手がけた。

 作品展では、オリジナルデザインの造形物、映画キャラクターやアニメキャラクターの作品、コミック本「BASTARD!!(バスタード)」(集英社刊)の表紙を飾った作品、模型雑誌「月刊ホビージャパン・装甲騎兵ボトムズ」の誌上を飾った作品など数十点を展示予定。毒島さんが中学生時代に受賞したものからプロとして仕事で作ったものなど、現在手元に残っている作品をすべて展示するという。

 毒島さんも参加している創作集団「S.A.E」からも作品を出品。「S.A.E」は7人のメンバーで構成され、S.A.Eオリジナルストーリー「じゃぼうにあ 邪宝国創事紀」に基づいたキャラクター構築、デザイン、原型製作を行っている。そのストーリーに登場するS.A.Eオリジナルキャラクターの造形作品も展示。

 毒島さんは「作品展を通して、造形の世界を少しでも知ってもらえれば。山口を拠点として活動していく中で、地域に結びつき共に発展していきたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。入場無料。問い合わせは、ブスジマックス(tacbox@excite.co.jp)まで。(©マルニ)

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