1960年代の輸入雑貨と家具を販売-工房で修理やアレンジも

パークロードから路地を少し入ったところにある「trove(トローヴ)」(写真奥がオーナーの清水さん)

パークロードから路地を少し入ったところにある「trove(トローヴ)」(写真奥がオーナーの清水さん)

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 山口・中河原町に4月1日、古い輸入雑貨と家具のショップ「trove(トローヴ)」(山口市中河原町、TEL 083-920-7080)がオープンした。

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 店舗面積は18坪。白い壁を基調としており、暖かみのあるフローリングと、木のテーブルや棚などの家具が並んだ空間となっている。

 イギリスやデンマークから輸入した1960年代前後のテーブル、椅子、棚などの家具と、イギリスから仕入れた1960年代前後のテーブルウエアなどの雑貨を販売する。家具の取り扱いブランドは、イギリス「Ercol」社や、「Gomme」社のG-PLANシリーズなど。雑貨は、カップやプレートなど陶器でできたテーブルウエアを中心に、置物、ポスター、ステーショナリーも販売。

 店内には作業風景が見えるガラス張りの工房も設け、入荷した家具を同店で修理して販売するのが特徴。店頭の家具に「もっとつやを出してほしい」などの要望にも応えることも可能で、客と話しながら、修理の内容や工程を決められるという。

 オーナーの清水大輔さんとディレクターの村上雄一さんは光市出身。清水さんは、医療機器の営業をしていたが、店を開く夢を叶えるため、実家の溶接工場で約7年技術習得をしながら資金をためて、同店をオープンさせた。一方、清水さんから一緒に店を出そうと7年前から誘われていた村上さんは、福岡のインテリアショップに5年、家具卸の店で修理の仕事を3年した後、同店を一緒にオープンすることになった。

 村上さんは「1960年代からずっとある家具や雑貨なので、本当に気に入ったものをずっとかわいがってもらえる人に買ってほしい。店のコンセプトでもあるが、人とモノのつながりを手伝っていける店になっていけば」と話している。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。

trove(トローヴ)(©マルニ)

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