山口市、1カ月限定で「クリスマス市」に改名-旧サビエル聖堂も復活

イルミネーションで復活した旧サビエル聖堂

イルミネーションで復活した旧サビエル聖堂

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 山口のイベント「日本のクリスマスは山口から」が始まり、同実行委員会は「12月は山口市をクリスマス市(X-CITY)に改名する」と宣言した。

約8万球のイルミネーションが点灯している

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 11月20日に行われた同イベント記者発表の席で、渡辺純忠山口市長は「史実を生かしたイベントが盛りだくさんのこの事業を、市を挙げて応援したい。12月になると山口市が使えなくなるので、それまでに年賀状を書かなければ(届かなくなる)」と笑いを交えて話し、市全体で同イベントを盛り上げようと取り組んでいる。

 山口で日本最初のクリスマスが祝われたことを記念して企画された同イベント。期間中、キャンドルナイトパレードやカップリングパーティーなどのほか、日本ゴスペル界の第一人者といわれる亀渕友香さんのライブやワークショップなど約40のイベントが繰り広げられる。

 約8万球のイルミネーションが点灯する新亀山公園(山口市)も話題を集めている。

 同園では、1991年に焼失した「旧サビエル記念聖堂」をイルミネーションで復活させ、2本の尖塔(せんとう)や頂上の十字架、正面のステンドグラスなど旧聖堂を再現。モニュメントは高さ約8メートル、幅約9メートルで、同実行委員やボランティアなど延べ100人が参加して2日間かけて設置した。

 同聖堂を見た30代の男性会社員は「旧サビエル聖堂は今でも心に残っている。このような形で復活してもらえて本当にうれしい」と話していた。

 点灯時間は17時~23時。イルミネーション点灯は今月26日まで。

問い合わせは同実行委員会(TEL 083-925-2300=山口商工会議所内)まで。

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