味噌と醤油の製造工場がジュース感覚の酢飲料「飲むっす」発売

味噌と醤油の製造工場が発売した「飲むっす」(左から、うめ味、りんご味、みかん味)

味噌と醤油の製造工場が発売した「飲むっす」(左から、うめ味、りんご味、みかん味)

  • 0

  •  

 味噌と醤油の製造・販売を行う「礒金醸造工場」(山口市阿知須、TEL 0836-65-2012)は4月9日、酢飲料「飲むっす」の販売を開始した。

[広告]

 「飲むっす」は、国産果汁、米酢、はちみつを使用した酢飲料で、酢をジュース感覚で飲むことができるのが特徴。みかん味、うめ味、りんご味の3種類があり、3倍に薄めて飲む。

 昨年夏、酢飲料が話題になった時、同工場4代目の礒金大樹さんが自分で作り、知り合いに配ったのが始まり。周囲の人からの評判がよかったため、今回、商品化を決めた。商品名は、「飲むっす」のほか「食(しょく)っす」の案もあったが、ラベルデザインを担当した阿知須在住のデザイナーからの助言で「飲むっす」に決めたという。

 礒金さんは「ジュースに近い味にすることもできるが、あえて酢の味を残した。健康に気を遣う人だけでなく、誰もが気軽に飲んでほしい。みかんとりんごは山口産のものを使用している。今後、同商品の浸透具合によっては、別の味を出してみたい」と話している。

 価格は1本735円(200ミリリットル)。同工場のほか、道の駅「きららあじす」や同工場のホームページでも販売している。

 同工場は、大正初期から醤油の製造を行っており、後に味噌の製造も始めた。代表的な商品は「特撰麦味噌(1キロ)」(710円)、濃口醤油「銀味(1リットル)」(400円)など。同工場の製品は、山口、阿知須、宇部エリアで販売している。また、珍しい味噌の飴「みそっ子」(300円)や醤油の飴「しょうゆっ子」(300円)を昨年8月に発売。「味噌と醤油以外の違う商品開発を経験して、味噌や醤油づくりに生かしていきたい」(礒金さん)とも。

 営業時間は8時~18時。日曜・祝日定休。

礒金醸造工場(©マルニ)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース