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宇部でドキュメンタリー映画「日本と原発」上映 原発の不合理を解き明かす

ドキュメンタリー映画「日本と原発」

ドキュメンタリー映画「日本と原発」

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 宇部市シルバーふれあいセンター(宇部市琴芝町2)で7月25日、70歳の弁護士・河合弘之さんが監督を務めたドキュメンタリー映画「日本と原発」が上映される。

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 河合さんらが多くの関係者、有識者にインタビュー取材を行い、現地での情報収集や報道資料などを基に事故に巻き込まれた人々の苦しみ、原発事故を引き起こした背景、改善されない規制基準、エネルギー政策のウソと真実を追求したという同映画。

 主催は「『日本と原発』の上映を成功させる会」。同会の秋本和美さんは「山口市での上映会に行き、原発に関してメディアでは報道されていない事実があることに衝撃を受けた。宇部・小野田のエリアの人にもぜひ見てほしい、もっと多くの人が知るべきだ、と女性仲間5人で同会を立ち上げた」と話す。

 秋本さんは「福島原発の近くに住んでいる人は防護服を着ないと立ち入れないということや、家畜が餓死していったことなど、これまで知らなかった。県内では、防府・山口・下関に次ぐ上映会。報道されない真実を1人でも多くの人に知ってほしい。震災のその後や福島原発について関心を持ってほしい」と呼び掛ける。

 上映は13時30分~、18時30分~。チケットは、大人=800円(当日1,000円)、中高生=400円(当日500円)。前売りチケット販売場所などの問い合わせは、同会(堀田雅子さん、TEL 0836-33-4787)まで。

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