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宇部・船木で「わくわくこども椅子市」 家具作家の工房でワークショップも

制作途中の椅子を抱える鮎川さん

制作途中の椅子を抱える鮎川さん

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 宇部・船木で2月11日・12日、地元家具作家の展示販売イベント「わくわくこども椅子市」が開かれる。

制作途中の「こども椅子」

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 家具作家・鮎川大樹さんの自宅兼ギャラリーと工房(宇部市船木)を会場に開く同イベント。昨年末に新設した工房のお披露目も兼ねて行う。

 当日は、工房でサンドペーパーや電熱ペンを使って木の端材を自由に加工できる無料のワークショップも実施する。「工房が完成して作業効率が上がり、ワークショップができる環境も整った。木材の香りや温かみを体感しながら楽しんでもらいたい」と鮎川さん。

 ギャラリーでは「2歳児のための初めてのこども椅子」をテーマに、子ども用の家具に特化したオリジナルブランド「こどもきいく」の新作の椅子(8,000円~)10脚のほか、ままごとキッチンや学習机など20点以上の家具を展示販売。オーダー家具の注文も受け付ける。

 鮎川さんは「イベントに向けて制作した椅子には国産のキリやセンダン、サクラなどの材木を使用し、くぎを使わない接合方法で作り上げた。今後は、より地域と密着した企画を行って人が集まる場所にしていければ。イベントをきっかけに場所の周知を図りたい」と話す。

 開催時間は10時~16時(12日は15時まで)。各日先着20人に「抽選会」を行い、木製の小物を進呈する。問い合わせは鮎川さん(TEL 080-1628-3607)まで。

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