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太陽熱を使うエコ調理器具「ソーラークッカー」、宇部で若者就農者がデモ販売

「ソーラークッカー」の普及を目指す小沢さん

「ソーラークッカー」の普及を目指す小沢さん

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 宇部市・新天町のヒストリア宇部(宇部市新天町1)の駐車場の一角で開かれている「まちなかファーマーズ・マーケット」で7月15日、「ソーラークッカー」がお目見えした。

太陽光を集めて調理をすることができるソーラークッカー

 同マーケットは「農を軸とした第6次産業in山口事業協同組合」が主催するもので、若者が耕作放置された宇部・小野の茶畑を再生させて栽培したお茶や、同所で無農薬栽培した野菜や果物などを販売・PRする販売会。

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 今回お目見えした「ソーラークッカー」は、太陽光を90%反射する板「ミラーコート」を使い円形に組み立てた調理器具で、太陽光を集め太陽熱で調理をする電気もガスも使わないエコ商品。今年2月ごろから本格的に自作での製作を始め、県内で製作イベントを開催。目玉焼きや、同クッカーでいったお茶を飲むなどのデモンストレーションも行い、周知と普及に努めている。

 同マーケット初日に行ったデモンストレーションでは、やかんでお湯を沸かし見る人の関心を引いた。お湯は20分ほどで熱くなり手軽に熱が得られることをPRした。

 併せて、同組合は「ソーラークッカーを被災地に送ろう!トラスト」を企画。3万円で2台のソーラークッカーを利用者が購入し、1台は自宅用に、もう1台を東日本大震災の被災地に同組合メンバーが届け、必要な場所に提供する予定だという。同時に「生活キットモニター」も募集しており、使用リポートを書くことを条件にソーラークッカーを無償で貸し出す。

 同組合の小沢ゆかりさんは「ソーラークッカーは、宇部・小野で自給自足の生活をする若者も実際に使用しているとてもエコなもの。一般家庭のベランダでも簡単に使うことができるので、化石燃料や原発に頼らずに、日常的に自然エネルギーを使って生活できるように普及させていきたい」と意気込みを見せる。

 同マーケットは今月16日まで。問い合わせは小沢さん(TEL 080-4069-9159)まで。