宇部の「山本写真機店」、リニューアルから1年-客層に広がり

山本写真機店の山本陽介さん

山本写真機店の山本陽介さん

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 JR宇部新川駅近くのカメラ店「山本写真機店」(宇部市中央町1、TEL 0836-31-5005)がリニューアルから1周年を迎えた。

リニューアルから1周年を迎えた山本写真機店

 「写真のセレクトショップ」を目指して店舗の全面改装を実施した同店。「写真が撮りたくなる店」をテーマに1カ月に1度のペースでイベントも開いている。

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 リニューアル後、これまでコア層だった60~70代に加え30代前後も急増。福岡・北九州や山口、周南エリアなど遠方からの来店客も多くなった。カメラ周りの雑貨などの物販にも力を入れたことで売り上げは約10%増。カメラの販売台数も「町のカメラ屋としては多い」という年間300台を突破した。

 同店の山本陽介さんは「お客様とひと言で言っても、世代や写真との関わり方でそれぞれニーズが違う。例えば今月予定しているカメラのワークショップは若い世代の写真好きな層に向けて行うなど、ニーズを探りながら視点を変えてイベントを実施している。リニューアル後に来店するようになった方は当店で取り扱うグッズを求められることが多いので、物珍しさを提供できるように心掛けている」と話す。

 「客層が拡大できたことやリピート率が80%を超えていることなど、リニューアル効果は非常に高い。今まで写真に興味を持っていなかった人が当店で写真を好きになっていくケースもあってうれしく思う」とも。

 今後については「写真と直接関係のないイベントでもいいと思っている。来店を通して写真の楽しさ、写真を残すことの大切さに気付いてもらえたら」と話す。

 同店では、今月21日から和紙ブランド「SIWA(しわ)」の展示即売会を開く。山形県の和紙メーカーと工業デザイナー・深澤直人さんがコラボし、「破れない和紙」にしわの風合いを加えたポーチやコインケース、ランドリーボックスやパスポートケースなど15種類約60点をそろえる予定。今月30日まで。

 山本さんは「これまでの1年間は私の価値観で各ブランドから少しずつアイテムを仕入れていたが、今年は期間を決めて1つのブランドで展開していく。今後の展示会も楽しみにしてもらいたい」とも。

 営業時間は9時~19時。第1・3日曜定休。

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