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山陽小野田の図書館で「マタニティ絵本カフェ」-妊娠中の女性、乳幼児対象に

新米ママを含む6人が参加した「マタニティ絵本カフェ」の様子

新米ママを含む6人が参加した「マタニティ絵本カフェ」の様子

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 山陽小野田の市立中央図書館(山陽小野田市栄町、TEL 0836-83-2870)で6月26日、妊娠中の女性や乳幼児を対象にした絵本イベント「マタニティ絵本カフェ」が開かれた。

紹介された0歳からの絵本

 同図書館が2003年から取り組む「マタニティ・ブックスタート」推進の一環。「マタニティ・ブックスタート」とは、おなかの中の赤ちゃんに絵本を読んで語り掛けることにより「豊かな家庭環境や胎教効果を育むこと」を目的としたもので、同館では山陽小野田市民の妊娠中の女性に絵本を進呈している。

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 同イベントでは、約40年にわたりボランティアで絵本の読み聞かせなどに携わってきた同館の山本安彦館長が、これまで進呈してきた絵本の紹介やスキンシップにつながる読み方、コツを伝授。「頑張って読もうとせずに、自由な読み方で子どもにペースを合わせながら気軽に楽しんでほしい」とアドバイスし、読み聞かせも行った。

 当日は宇部と山陽小野田から、妊娠8カ月の妊婦から3歳の子どもを持つ女性まで6人が参加。ドリンクと菓子も振る舞われ、和やかな雰囲気で約40分の時間を楽しんだ。

 3カ月の息子と参加した藤田晃誉さんは「0歳からの絵本があることは知っていて、昨年妊娠中にマタニティ・ブックスタートで絵本をもらったが、どんな本が良いのかを知るきっかけになればと参加した。気楽に読んでいいというアドバイスもあったので、積極的に読み聞かせたい」と話した。

 現在妊娠9カ月の中山一世さんは「今までは何気なく絵本のページをめくっていたが、絵の細かい部分にメッセージがあると聞いて驚いた。これからはそういった視点からも読んでみて、生まれてくる子と楽しみたい」と笑顔を見せた。

 山本館長は「良い雰囲気の中で絵本の世界観や魅力、楽しみ方を伝えることができたように思う。妊娠中からの読み聞かせはお母さんの気持ちも楽になるので、子どもへ愛情表現の一つとして実践してもらえれば」と呼び掛ける。

 「現在のマタニティ・ブックスタートでの絵本配布率は約半数の200~300冊。この取り組みの周知にも力を入れながら、今後も15人程度を定員に『マタニティ絵本カフェ』を緩やかに実施していきたい」とも。

 開催日は毎月第4木曜。問い合わせは同図書館まで。

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