宇部の植物工場「ウベモクファーム」が1周年 2年目は「稼働率100%目標に」

「販路開拓に力を入れていきたい」と中尾常務

「販路開拓に力を入れていきたい」と中尾常務

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 宇部・新天町アーケード内の植物工場「ウベモクファーム」(宇部市新天町2、TEL 0836-43-7227)が9月21日、1周年を迎えた。

8種類の野菜をミックスした「ハーモニーリーフ」

 商店街内の空き店舗を活用した水耕栽培の植物工場として、「ウベモク」(西平原)が昨春から稼働を始めた同工場。昨年9月からは、一般販売する店舗スペースを設けて営業を行ってきた。

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 同工場は、24時間体制で室温20度・湿度60%に保たれたクリーンルームで約10種類のベビーリーフをLEDライトで照らし無農薬で栽培。ルッコラやレッドアマランサス、ロロロッサなど8種類の野菜をミックスサラダ「ハーモニーリーフ」(250円)の商品名で販売している。

 これまでの様子について、同社の中尾泰樹常務は「周知と販路拡大を一番に奔走した1年だった。地元と首都圏での広報活動を積極的に展開してきた」と話す。地元では、イベントに合わせた試食PRや地元大学とのコラボメニューの開発、市内外の飲食店への卸売りも5~6店舗へ数を増やした。首都圏では、県アンテナショップ(日本橋)や企業主催のイベントにも出向き、PR活動を展開してきた。

 現在、生産は「販売分を栽培している状況」で稼働率は約50%。店舗販売では、1日に2時間限定の販売ながら20袋~30袋がコンスタントに売れており、近隣住民を中心にリピーターも付いてきた。

 「少しずつ周知されてきたと実感が持てているところ。通常のベビーリーフよりもカルシウムやビタミンCが豊富であることをアピールし、今後は『美と健康をサポートする野菜』としても売り出していきたい」と中尾常務。

 「2年目は稼働率100%にすることが目標。隣県でのPRも展開していき、さらなる販路開拓と販売実績を作っていきたい」とも。

 営業時間は、11時~12時、15時~16時。土曜・日曜・祝日定休。10月17日・18日、11月1日・14日は同商店街でのイベントに合わせて営業するほか、10月18日には「キッズまつり」として子どもを対象に500食の試食を提供する予定。

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