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宇部のカレー店に「シビ辛ブラックカレー」 石焼きで「地獄感」演出、激辛も

「激シビ激辛バージョン」に悶絶する札本記者

「激シビ激辛バージョン」に悶絶する札本記者

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 宇部市役所程近くのカレー店「ダブルカリー」(宇部市常盤町1、TEL 0836-39-5805)が7月14日、激辛カレー「シビ辛ブラックカレー」の提供を始めた。

煮えたぎる「激シビ激辛バージョン」

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 同店が提供する兵庫・淡路島産のタマネギを使った「淡路島タマネギカレー」をベースに、しびれを感じるスパイス「花椒(ホアジャオ)」と自家製辛みそで「シビ辛」味を実現した同メニュー。イカスミを使って黒く仕上げ、石焼きの器でグツグツと煮えたぎらせて「地獄感」を演出する。

 「辛い料理が食べたくなる夏に合うメニュー」を考案する中、「インパクト」に重点を置いて開発。メニュー表に載せた写真のインパクトから注文をためらう来店客も見受けられるが、「辛いだけでなく、うま味や甘みも感じられるので、好きな人は癖になる」(同社の脇田哲也社長)という。

 より辛いカレーが食べたい人向けに、辛みを増して赤唐辛子を添え「シビ辛スパイス」をたっぷりとかけた「激シビ激辛バージョン」を用意。提供から1週間で3人が注文し、完食者も出ている。

 同バージョンに挑戦した山口宇部経済新聞の札本咲子記者は、一口食べるなり悶絶(もんぜつ)の表情に一変。「涙が出る。タマネギの甘さはさておき、とにかく辛い。すきっ腹の人は注意が必要」と話し、「辛いのはもうこりごり」とギブアップした。

 脇田社長は「辛さはあるもののおいしく味わえるバランスに仕上げたのが通常のブラックカレー。激辛バージョンはとにかく辛く、しびれも強く残るが、辛いもの好きにとってはこちらも『おいしい』らしい。お焦げと辛さのハーモニーも楽しんでもらえれば」と笑みを浮かべる。

 価格は800円。営業時間は11時~14時30分(ラストオーダー)。月曜定休。

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