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美祢・於福で「利き酒ウオーキング大会」 距離は「だいたい4.2195キロ」

菜の花が満開を迎えるとこんな風景になる(写真は昨年4月)

菜の花が満開を迎えるとこんな風景になる(写真は昨年4月)

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 美祢・於福地域で3月25日、地酒を味わいながらウオーキングする「菜の花フェスinおふく」が開かれる。主催は美祢線フラワープロジェクト協議会。

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 菜の花が咲き始める時期に、JR美祢線の利用促進や観光地・地産品のPRを目的に開く同イベント。 目玉は、「だいたい4.2195キロ」(フルマラソンの10分の1)の距離を歩く「利き酒ウオーキング大会」。

 スタート地点は道の駅おふく、もしくは於福駅前で、国道316号線を中心に秋吉ファームガーデンや水神公園など6カ所に設けられた「給酒ポイント」を回ってゴールを目指す。

 給酒ポイントには山口県内の地酒20種類を用意。各ポイントに約3種類を置き、ゴールすることで全部の地酒を味わえる。「スタンプラリーポイント」も2カ所設置し、飲めない人や未成年も参加できるようにソフトドリンクも用意する。

 同協議会発起人で、同道の駅総支配人の黒崎哲幸さんは「ワインを飲みながら走るフランスの『メドックマラソン』にヒントを得て、山口の観光の目玉になりうる地酒とウオーキングのコラボを思い付いた。日本初のイベントかもしれない」と話す。

 当日は、9時50分にJR厚狭駅を出発する「快速幕末ISHIN号」に貸し切り車両を増結。「迎い 酒列車」と題し、車内で大嶺酒造(美祢市大嶺町)の「大嶺純米大吟醸」を提供するほか、於福駅到着時にはウエルカムビールを振る舞う。料金は運賃と別に500円。

 このほか、道の駅おふく内の特設会場に秋吉台サファリランドの「移動動物園」や飲食ブース、地元特産品の販売ブース、ジビエ料理の試食ブースを設ける。来場者数は1500人を見込む。

 黒崎さんは「於福地区の魅力を感じてもらえるように地域全体で協力して盛り上げたい。咲き始めの菜の花も見てもらい、満開になる季節を心待ちに感じてもらえれば」とも。

 開催時間は11時~15時(受付開始は10時)。参加申し込みは当日先着順で、利き酒=1000人、ソフトドリンク=500人。料金は、利き酒=1,500円(萩焼のおちょこ付き)、ソフトドリンク=500円、中学生以下=100円。少雨決行、荒天時は翌日に延期。問い合わせは同道の駅(TEL 0837-56-5005)まで。

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