宇部・中央に3月23日、居酒屋「勢（せ）とら」（宇部市中央町2、TEL 0836-38-8899）がオープンした。

2階は個室になっている

　店主は業界歴15年で、居酒屋「さば右衛門」の店長を務めてきた伊藤幸重さん。居酒屋「こち三郎」跡を居抜きで使い、独立出店した。1階にはカウンター3席、座敷席24席、2階は全て個室で約25席を備える。

　提供するのは、A5ランクの国産黒毛和牛のリブロースを使う「すきしゃぶ」（1,280円）を売りに、「国産親鶏のたたき」（680円）や長州どりの「ササミゆっけ」（780円）、「究極の肉じゃが」（1,580円）などの肉料理やサラダ（300円～）、一品料理など定番メニューが約50種類。

　日替わりメニューには、魚料理などをラインアップ。旬の県産の魚介類を中心に使い、現在は「かわはぎ薄造り」や「小ふぐの唐揚げ」（以上980円）、「たこ」や「ひらそ」のお造り、「〆さば」（以上800円）、「たいらぎ貝柱の塩焼き」（850円）など約25種類を提供する。

　ドリンクは、生ビール（500円）、ハイボール（400円～）、日本酒（450円～）、カクテル（500円）など約100種類で、日本酒には県産の地酒を多くそろえる。客単価は4,000～6,000円。

　伊藤さんは「立地から人通りが良く、飛び込みの来店も多い。飲み会や接待だけでなく、家族連れやカップルにも来店してもらい、個室席を強みにしたい。今は目の前のことに丁寧に取り組みながら、また足を運びたくなる空間づくりをしていければ」と話す。

　営業時間は17時30分～23時30分。日曜定休（月曜が祝日の場合は、日曜営業、月曜定休）。