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宇部ときわ公園内にカフェ「アンドグリーン」 植物館で薬膳料理提供

同店オリジナルのミニトートバッグを手に、ほほ笑む二村さん

同店オリジナルのミニトートバッグを手に、ほほ笑む二村さん

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 宇部ときわ公園内にカフェ「And green(アンドグリーン)」(宇部市野中3、TEL 0836-35-8324)がオープンして、1カ月がたった。

三戸さんが監修した「薬膳パスタ」

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 同園内の熱帯植物館「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」がリニューアルオープンした4月29日に同植物館本館で営業を開始。「体にやさしく」をテーマに、地産食材と生薬を使った薬膳メニューを提供する。

 店舗面積は約17坪。席数はカウンター10席、テーブル席6席。店主は市内で生花店「Evergreen」(西琴芝1)を営む二村友香さん。近郊にはない特色として薬膳料理に着目し、宇部出身で国際中医師、国際中医薬膳師の三戸泰子さんから薬膳の知識や薬膳料理を学ぶ研修を受けた。

 メニューは、健康と美容の両面を考慮した10品を提供する「中医美容膳」(1,480円)や4種類の「薬膳カレー」(980円)、県産の当帰葉を練り込んだ「薬膳 当帰葉パスタ」(1,280円)、三戸さんが監修した薬膳料理など約20種類。テークアウトできるドリンク(400円~)やソフトクリーム(300円)なども用意する。

 店内では雑貨などの販売も行う。同植物館とコラボしたオリジナルミニトートバッグ(980円)、同店の料理に使うオリーブオイルやバルサミコ酢、Evergreenで扱う観葉植物などをそろえる。

 二村さんは「平日と週末で異なる層が利用し、彫刻や湖が眺められるカウンター席が人気。薬膳料理を目的に30~40代の女性グループが予約をしてくれることもあり、もっと薬膳料理を身近に感じてもらえるよう、知識を深めたいと感じている」と話す。

 「業態の違う2店舗展開は大変だが、気分を変えて楽しんでいる。来園者数が低下する時期も、季節に合った薬膳料理の提案やイベントなどの仕掛けを考えたい。園内で働く人と情報共有し、相乗効果で来園者数を増やしていければ」とほほ笑む

 営業時間は11時~16時。火曜定休。

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