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美祢でご当地検定「みねシュラン」 観光学とおもてなし学、今年は3つ星認定も

研修ではグループワークも和やかに行われた

研修ではグループワークも和やかに行われた

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 美祢の知識とおもてなし力を養う認定制度「みねシュラン」の1つ星認定研修が9月26日、美祢市民会館(美祢市大嶺町東分)で行われた。主催は美祢市観光協会。

みねシュラン認定バッジ

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 美祢の観光案内ができる「おもてなしびと」の創出を目指し、2015年から始まった同制度。受講者全員が取得できる1つ星、認定検定合格者に与えられる2つ星に加え、本年度から難易度を上げた3つ星を設ける。昨年度までの認定者は、1つ星が68人(2つ星昇格者を除く)、2つ星が37人。

 当日は、市内外から4人が参加。美祢の歴史や観光名所について見識を深める「美祢観光学」では、クイズ形式で美祢の豆知識や雑学を学び、ビジネスマナー研修などを行う杉山裕子さんが講師を務めた「おもてなし学」では、接客待遇のコツなどを学びグループワークも行った。

 参加者の藤井悦子さんは、6年前に北九州市から美祢市に移住。「魅力的な美祢の自然環境などを県外の友人にもアピールしたいと受講した。具体的なおもてなし術などが参考になった。2つ星の取得に向けて、もっと知識を深めたい」と意欲を見せる。

 美祢観光学の講師を務める同協会の丸山正孝さんは「認定者には日常的に認定バッジを着けてもらい、研修で学んだ知識を話すきっかけにしてほしい。ご当地検定的な捉え方もあり、市外からの受講も歓迎。気軽に受講してもらえれば」と笑顔を見せる。

 次回の1つ星認定研修は11月18日、秋吉公民館(美祢市秋芳町秋吉)で実施。受講料は500円。認定者には認定証と認定バッジを贈呈する。2つ星、3つ星認定研修についての詳細は同協会のホームページで確認できる。

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