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宇部に個室焼き肉店「蔵元」 下松発の独自チェーン、佐賀牛主力に

「日常利用でも、特別なシーンでも利用してほしい」と二宮店長(右)

「日常利用でも、特別なシーンでも利用してほしい」と二宮店長(右)

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 宇部・神原に2月9日、個室焼き肉チェーン店「焼肉 蔵元」(宇部市神原町2、TEL 0836-35-0029)がオープンした。

10人が入るテーブル席の個室「離れノ弐(に)」

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 同店は、山口・福岡を中心に飲食チェーン店を展開する「n.n.Do!(エヌ・エヌ・ドゥ)」(下松市西豊井)の自主ブランド。同社は昨年2月に焼き肉チェーン店「牛角 宇部店」(東梶返)を出店し、その業績から「宇部は焼き肉店の需要が十分にある」と判断。同ブランドの全国展開を進める中で、宇部に6店舗目を出店した。

 同ブランド唯一の新築店舗としてオープンした同店。店内は和モダンな雰囲気で、紫色の壁紙や印象的な「中庭風」の空間を設けて非日常感を演出。全て扉付きの個室で、テーブル席4室18席、掘りごたつ式の座敷14室64席を備える。団体利用(25人程度まで)も可能。

 提供する牛肉は、佐賀牛をはじめ、基本的にA4ランク以上の九州産黒毛和牛を使い、鶏肉と豚肉も国産にこだわる。メニューは焼き肉のほか、「特選牛トロ炙り寿司」(580円)や「ビビンバ」(790円)、「蔵元特製和牛ローストビーフ」(1,280円)などの単品料理を含む約120種類。

 2人以上から利用できるコース4種類(3,500円~7,500円)も提供。客単価は5,000円~6,000円。14時30分までは「ハラミランチ」(1,180円)や「和牛上カルビランチ」(1,380円)など、ランチメニュー9種類も併せて用意する。

 オープンから約1カ月。昼は主婦層や子ども連れ、夜は家族での夕食やビジネスマンの飲み会などで連日にぎわっているという。

 二宮秀平店長は、福岡出身で「春日店」(福岡県春日市)でも店長を務めていた。「蔵元は飲食店激戦区の福岡で人気を得ているが、山口県内での周知はこれから。手応えはあるが、現状をいかに伸ばしていくかが重要。焼き肉店ブランドの日本一を目指し、料理も接客も満足してもらえるように努めたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~24時。

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