宇部ときわ公園(宇部市則貞3)湖水ホールで2月18日、「春のラン展」が始まった。
同展は「宇部ラン愛好会」が毎年春と秋の2回開いているもので、毎回2,000人近くの来場者でにぎわう。
場内にはカトレアやデンドロビウム、ポティナラ、リカステなど約200種類350鉢を展示。今年は寒さが厳しかったために開花が例年よりも遅く、主に春に咲くデンドロビウムは数が少なくなっているという。春のランの見頃は3月にかけてピークを迎える。
展示するランは同会に在籍する38人の会員が栽培したもので、最も多い人では27鉢出展。事前に会員による人気投票も行われ、「人気投票」の1位から5位までと、「新人賞」「努力賞」などを受賞したものも展示している。
同会会長の藤川富男さんは「ランの魅力は種類も色彩も匂いも良いところ。鳥インフルエンザの発生でときわ湖から白鳥がいなくなり静まり返っているが、開催することで少しでもときわ公園を元気にできれば」と話す。
開園時間は9時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。今月20日まで。